「端緒につく」とは
物事の始まりや、ある事柄が動き出すきっかけを得ることを意味する表現です。長く停滞していた計画が動き出したり、解決の糸口が見つかったりした際に用いられます。単なる開始よりも、困難な状況から一歩踏み出したというニュアンスが含まれることが多く、進展の第一段階を指す際に適した言葉です。
使い分けのポイント
「端緒につく」は「物事の始まり」を意味しますが、似た言葉である「緒に就く(ちょにつく)」と混同されやすいです。「端緒」は「物事の始まり・きっかけ」を指す名詞であり、本来は「端緒を開く」や「端緒を得る」と使うのが一般的です。「端緒につく」という言い回しは、慣用句として定着しつつありますが、文脈によっては「緒に就く」の方がより洗練された印象を与えます。ビジネスシーンでは、単に「始まる」と言うよりも、苦労の末に開始できたというニュアンスを込めたい場合に適しています。また、反対語として「頓挫する」や「暗礁に乗り上げる」を用いることで、進展の有無を対比的に強調することが可能です。
「端緒につく」の言い換え・類語・関連語
物事がようやく始まり軌道に乗る様子を表す最も一般的な表現
停滞していた状況が変化し始めることを強調する表現
仕事や計画に対して具体的な作業を開始する意志を示す表現
機械や組織などが活動を開始する際によく使われる表現
物事が始まるきっかけを作るという能動的なニュアンス
新しい時代や大きなイベントが始まることを象徴的に表す言葉
長い道のりの最初の一歩を大切にするという前向きな響き
物事が順調に進み始めた状態を指す
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
懸案だった新規プロジェクトがついに始動する運びとなりました。
長らく難航していた賃金交渉がようやく緒に就きました。
準備が整いましたので、本日より本格的な業務に着手します。
関係各所との調整が終わり、ようやく計画が動き出します。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
来週より新しい研修が開始されます。
事態がようやく前向きな進展を見せております。
本件については明日より着手される予定です。
市場においてようやく活発な動きが見られます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
やっと旅行の準備が始まるよ。
長かったけど、ようやくやっとスタートするね。
彼らの関係もようやく動き始めるみたいだ。
これでようやく事態が一歩進むはずだ。
言い換え例文
- 長年の懸案だった都市開発計画が、ようやく緒に就いた。
- 関係者の協力により、復興支援プロジェクトが本格的に動き出した。
- 今回の合意によって、停滞していた交渉がようやく第一歩を踏み出した。
- 新しい技術の導入により、生産性向上のための取り組みが始動した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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