「紆余曲折」とは
物事の経過や事情が複雑に入り組んで、さまざまな変化や思わぬ苦労があること。道などが曲がりくねっている様子から転じて、目的を達成するまでに多くのトラブルや紆余を経る状態を指すため、ビジネスや日常会話における波乱万丈なプロセスを表現する際によく用いられる表現です。
使い分けのポイント
「紆余曲折」は、物事がスムーズにいかず複雑な経過をたどったことを表す非常に便利な表現です。ビジネスシーンでは、フォーマルに「さまざまな過程を経て」や「複雑な経緯を経て」と言い換えると、知的な印象を与えつつ状況を正確に伝えられます。カジュアルな場面では「いろいろあって」や「ゴタゴタを乗り越えて」と表現すると親しみやすさが増します。文脈に応じて適切な言葉を選び、単なる愚痴にならないよう注意して使い分けることが大切です。
「紆余曲折」の言い換え・類語・関連語
劇的な変化や事件が多く、起伏に富んださま。
事情が複雑に入り組んで変化すること。
失敗を重ねながら目的に近づいていくプロセス。
苦しみもがいて激しく変化するさま。
道などが曲がりくねることや、物事がスムーズに進まないこと。
何度失敗しても挫けない強い意志を持つさま。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
数々のハードルを越えて、ようやく今回のプロジェクトが正式に合意に至りました。
激しい変遷を経て、当社の新規事業は現在の形に落ち着きました。
複雑な経緯を経て、今回の提携方針が決定された経緯があります。
幾多の障害を乗り越えて、新商品の開発計画が無事に完遂されました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
さまざまな過程を経て、本日の発表会を迎えることができました。
幾多の調整を経て、先ほど無事に合意書を交わすことができました。
多くの労力を費やして、今回の素晴らしい結果を出すことが叶いました。
慎重な検討を重ねて、新たな事業計画を策定する運びとなりました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
いろいろあって、やっとのことで引っ越しが終わったよ。
今回の旅行は波乱万丈な感じで、すごく思い出に残るものになった。
ゴタゴタを乗り越えて、ようやくチームの雰囲気が良くなってきたね。
今回のテスト勉強は一筋縄ではいかなくて、本当に苦労したよ。
言い換え例文
- 数々のハードルを越えて、ついに念願の海外進出を果たすことができた。
- いろいろあって、彼女は自分の本当にやりたい仕事を見つけることができた。
- さまざまな過程を経て、私たちはようやく新しい経営方針を固めた。
- 波乱万丈な人生だったからこそ、現在の穏やかな日常がとても愛おしく感じられる。
反対語・対義語
英語で言い換え
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