肝をつぶす
読み:きもをつぶす
「肝をつぶす」とは
非常に驚くこと。思いがけない事態や恐ろしい出来事に遭遇し、あまりのショックに心臓が縮み上がるかのように深く肝を冷やす様子を表す慣用句です。日常会話からビジネスシーンまで、突然のトラブルや大失敗に直面した際の大きな動揺を伝えるためによく用いられます。
使い分けのポイント
「肝をつぶす」は、恐怖や予想外のショックで心底驚いた状態を示すややドラマチックな表現です。日常のカジュアルな会話では「ビビる」や「心臓が止まるかと思った」、ビジネスなどのフォーマルな場面では「肝を冷やす」「冷や汗をかく」「面食らう」と言い換えると自然です。文脈に応じて驚きの度合いや丁寧さを調整することが重要です。
「肝をつぶす」の言い換え・類語・関連語
恐怖やヒヤリとする思いで驚き慄くさまを表す最も近い類語
驚きのあまり立っていられなくなるほどの強い衝撃を表す表現
予想外の出来事に圧倒され、魂が抜けたように驚かされること
恐怖やショックのあまり血の気が引き、顔面が蒼白になること
天を仰ぐほどに、思いがけないことに大きく驚くさま
突然の事態に驚き慌てて、平常心を保てなくなること
相手をあっと言わせるような驚きを与えること
圧倒的な出来事で相手の心を激しく動揺させるさま
非常に気苦労を重ねる、あるいは激しく驚き恐れること
突然の出来事にどう対応してよいか分からず途方に暮れること
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
予期せぬシステム障害の発生には本当に冷や汗をかきました。
直前での仕様変更の連絡にはすっかり肝を冷やしました。
納期ミス発覚の報告を受けた時は、さすがに青ざめました。
突然の厳しいクレームの電話には少々面食らってしまいました。
社長からの予期せぬ質問に、一瞬言葉を失い度を失ってしまった。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
そのニュースには、いささか肝を冷やされました。
そのお値段を聞きまして、思わず仰天いたしました。
あわや大事故という場面で、深く冷や汗をかいた次第です。
唐突なご提案でしたので、少々面食らってしまいました。
思いがけないご報告に、大変驚いております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あんなに急に大声を出されたらマジでビビるよ。
あいつの急なイメチェンにはマジで度肝を抜かれたわ。
幽霊が出たかと思って本当に腰を抜かしそうになったよ。
後ろから突然肩を叩かれて心臓が止まるかと思ったわ。
財布を落としたと思ったときは冷や汗をかいたよ。
例文
- 突然の地震の揺れに、その場にいた全員が肝をつぶした。
- 愛車の鍵をどこかに落としたと気づき、一瞬で肝をつぶした。
- 角から突然飛び出してきた自転車と衝突しそうになり、肝をつぶした。
- 静まり返った部屋でいきなり電話が鳴り響き、すっかり肝をつぶしてしまった。
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