背筋が凍る
読み:せすじがこおる
「背筋が凍る」とは
恐怖や不安によって、身体の芯から冷え切るような感覚を覚えること。単なる驚きではなく、得体の知れない不気味さや、命の危険を感じるほどの強い戦慄を表現する際に用いられる慣用句です。ホラー体験や衝撃的な事件、あるいは身の毛もよだつような恐ろしい事態に直面した際の心理的・身体的な反応を指します。
使い分けのポイント
「背筋が凍る」は、主に生理的な恐怖や不気味さを強調する表現です。ビジネスシーンでは「戦慄を禁じ得ない」や「肝を冷やす」といった表現の方が、状況を客観的かつ深刻に伝えるのに適しています。また、単なる驚きに対して使うと大げさに聞こえる可能性があるため、命に関わるような危機や、倫理的に許容しがたい事態など、相応の重みがある場面で使用するのが適切です。日常会話では「ゾッとする」が最も汎用性が高く、使いやすい言い換えとなります。
「背筋が凍る」の言い換え・類語・関連語
恐怖で身震いする様子を硬く表現する言葉。
恐ろしさで全身の毛が逆立つような感覚。
ヒヤリとするような驚きや不安を感じる。
恐怖や怒りで全身の毛が逆立つこと。
恐怖で体が激しく震える様子。
不気味さや嫌悪感でゾクゾクすること。
恐怖や感動で皮膚が粟立つこと。
非常に驚いて恐怖を感じること。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
その未曾有の事態の報告に、一同戦慄を覚えました。
今回の不祥事の規模には、経営陣も肝を冷やしております。
今後の市場動向に対し、深刻な危惧を抱いております。
業界を揺るがすニュースに多大な衝撃を受けました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
その光景を目の当たりにし、身のすくむ思いがいたしました。
事件の全容を知り、強い恐ろしさを感じております。
今回の犯罪の手口には、戦慄を禁じ得ません。
当時の状況を思い出すと、今でも冷や汗が出ます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
夜道で誰かについてこられた気がしてゾッとした。
あの映画のラストは本当に鳥肌ものだった。
あまりの迫力に思わずビビってしまった。
怖すぎて帰宅後も震えが止まらなかった。
例文
- 暗い廃墟の中で物音がして、思わず背筋が凍った。
- 犯人の冷酷な供述を聞いて、傍聴席の誰もが背筋を凍らせた。
- 肝を冷やすような体験談を語り、周囲を沈黙させた。
- このデータが流出したと考えると、総毛立つ思いだ。
反対語・対義語
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