「苦戦」とは
物事を行う際に、相手が強大であったり状況が困難であったりして、勝利や成功を得るために非常に大きな努力や苦労を強いられる状態のこと。スポーツの試合やビジネスの競争、あるいは試験や交渉などにおいて、思うように結果が出せず、追い詰められている様子を指す際に広く用いられる表現である。
使い分けのポイント
「苦戦」は、主に勝負事やビジネスの現場で「思うように進まない」「不利な状況である」ことを伝える際に使われます。ビジネスシーンでは、単に「苦戦している」と言うよりも、「苦戦を強いられている」や「難航している」と表現する方が、客観的な状況分析として響きやすくなります。また、相手に対して使う場合は「苦戦」という言葉が相手の努力不足を連想させる可能性があるため、「ご奮闘」や「ご苦労」といった言葉に置き換えることで、相手の努力を尊重するニュアンスを強めることができます。文脈に応じて、単なる状況説明なのか、相手への敬意を含めるべきなのかを使い分けることが重要です。
「苦戦」の言い換え・類語・関連語
戦いにおいて困難な状況にあること
非常に激しく苦しみながら戦う様子
相手に対して不利な立場にあること
互角で勝敗がつきにくい激しい戦い
非常に苦しんで対応に追われる様子
物事が順調に進まず滞っている様子
ここが踏ん張りどころであるという状況
非常に危うい状況で戦っていること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
新規プロジェクトの交渉が予想以上に難航している
価格競争において、わが社は一時的に劣勢に立たされている
今四半期は業績回復に向けた正念場を迎えている
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
先日のプレゼンでは大変ご苦労なさったことと存じます
今回のトラブル対応で多大なご心労をおかけしました
現場での皆様のご奮闘に深く感謝いたします
慣れない環境での作業でご難儀されたのではないでしょうか
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
このパズルにはかなりてこずった
昨日のゲームは最後まで死闘だったね
今日の試合は相手が強すぎてボロボロだった
言い換え例文
- 強豪チームを相手に、我が校は最後まで難戦を繰り広げた。
- 新製品の販売戦略は、市場の反応が鈍く大苦闘している。
- 交渉が難航した末に、ようやく合意に至ることができた。
- このままでは劣勢を覆すことは難しいだろう。
反対語・対義語
英語で言い換え
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