「てこずる」とは
物事の処理や解決に手間取り、予想以上に時間がかかったり、苦労したりすることを意味する言葉です。単に作業が遅いだけでなく、相手が強敵であったり、状況が複雑であったりして、思うように進まないというニュアンスが含まれます。日常会話からビジネスシーンまで広く使われますが、目上の人に対して使う場合は表現に注意が必要です。
使い分けのポイント
「てこずる」は、自分の能力不足というよりは、対象となる相手や物事の性質が厄介であるというニュアンスが強い言葉です。そのため、ビジネスシーンで使う場合は、単に「てこずりました」と言うと、言い訳のように聞こえたり、責任転嫁の印象を与えたりする可能性があります。上司や取引先に対しては、「難航しております」「時間を要しております」といった、状況を客観的に伝える表現に置き換えるのが賢明です。また、相手に対して使うと「あなたを扱うのは大変だ」という失礼な意味にもなり得るため、対人関係での使用には十分な配慮が必要です。
「てこずる」の言い換え・類語・関連語
物事が順調に進まず、困難な状況にあること。
相手や状況が強く、勝利や解決のために非常に苦労すること。
予想以上に時間がかかり、もたつくこと。
非常に苦労して、どうにもならずもがく様子。
物事が進展せず、その場に留まっている状態。
扱いが難しく、どう対処してよいか困り果てること。
困難な状況に直面し、苦労すること。
これ以上進展が見込めない状態になること。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
交渉は予想以上に難航を極めております。
予算の確保について現在苦慮しております。
システムの移行作業に難渋しております。
事務手続きが一部滞っております。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
解決までに少々時間を要する見込みです。
今回のプロジェクトは苦戦を強いられております。
調整が難航しておりますので少々お待ちください。
確認作業に少々手間取っております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
準備でもたついて出発が遅れた。
急な依頼でてんてこ舞いしている。
組み立て家具の作成に悪戦苦闘した。
この作業は意外と手間食うね。
言い換え例文
- 交渉が難航しており、契約締結までにはまだ時間がかかりそうだ。
- 相手が予想以上に強敵で、試合は苦戦を強いられた。
- 慣れない作業に手間取り、予定時刻を大幅に過ぎてしまった。
- この複雑な計算式には、ベテランの技術者も四苦八苦している。
反対語・対義語
英語で言い換え
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