「諾を得る」とは
相手から同意や承諾、許可を取り付けることを意味する表現です。主にビジネスや公的な場面において、特定の行動や計画を進めるために必要な承認や合意を得るという文脈で用いられます。単に相手の意見を聞くのではなく、相手がその内容を認め、進めることに賛成している状態を指すのが特徴です。
使い分けのポイント
「諾を得る」は「承諾」や「同意」を意味する硬い表現であり、主にビジネスや公的な文書、あるいは改まった会話で用いられます。日常会話では「OKをもらう」「許可をとる」などが自然です。ビジネスシーンでは、相手との関係性や権限の所在に応じて、「承認」「同意」「了解」「許可」といった言葉を使い分けることが重要です。例えば、上司に対しては「承認を仰ぐ」、対等な取引先に対しては「合意を取り付ける」、目下や相手の意向を尊重する場合は「了解を得る」など、文脈に合わせた適切な語彙を選択することで、より洗練されたコミュニケーションが可能になります。
「諾を得る」の言い換え・類語・関連語
合意形成のために相手の賛成を確保すること
行動の正当性を認めてもらうこと
目上の人や権限者に判断を求めること
双方の意見が一致する状態になること
考えや計画に賛成してもらうこと
事情を説明して納得してもらうこと
公的な機関や組織から正式な許可を得ること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
プロジェクトの開始にあたり、役員会から正式な承認を得る必要がある。
先方と交渉を重ね、ようやく契約条件についての合意を取り付けることができた。
スケジュールの変更について、クライアントに事前に了解を求めておく。
社内規定に基づき、備品の購入について上長の許可を申請する。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
誠に勝手ながら、本日は休業とさせていただきますのでご了承いただけますと幸いです。
皆様のご同意を仰いだ上で、新しい規約を施行いたします。
本件につきまして、何卒ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
先方より撮影の許可を頂戴することができました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
親に旅行へ行くことのOKをもらった。
何とか根気強く説明して、ようやく彼を納得させた。
みんなに企画を説明して、全員から賛成してもらうつもりだ。
先生から教室を使う許可をとっておいたよ。
言い換え例文
- 上司から企画の承認を得るために、詳細な資料を作成した。
- 近隣住民から工事への同意を取り付けるのは容易ではない。
- 関係各所から賛同を得ることで、プロジェクトを円滑に進める。
- 会議の開催について、部長から許可をもらう必要がある。
反対語・対義語
英語で言い換え
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