足が向かなくなる
読み:あしがむかえなくなる
「足が向かなくなる」とは
ある場所や物事に対して関心や親しみが薄れたり、心理的な抵抗感やトラウマ、気まずさなどが生じたりしたことで、自然とそこへ行く気力が失われる状態を意味する表現です。以前は頻繁に通っていた場所にも関わらず、様々な理由で訪れることが億劫になり、結果として距離を置いてしまう心理を描写する際に用いられます。
使い分けのポイント
「足が向かなくなる」は、物理的な距離だけでなく、心理的な壁や不快感、関心の低下によって自然と行動が抑制されるニュアンスを含みます。ビジネスシーンでは、より客観的で事務的な「利用頻度の低下」や「訪問を控える」といった表現に言い換えると適切です。一方、日常会話では「足が遠のく」が最も自然で広く使われます。相手との関係性や、なぜその場所に行かなくなったのかという理由(心理的拒絶なのか、単なる多忙や環境の変化なのか)に合わせて適切な表現を選ぶことが大切です。
「足が向かなくなる」の言い換え・類語・関連語
物理的または心理的な理由から、特定の場所へ行く頻度が徐々に減っていく状態を表す最も一般的な表現。
不快や面倒を避けるために、特定の場所や人との関わりを自発的に控えること。
対象との関係性や接触の頻度を意図的に減らし、関与を薄めること。
気乗りしない理由や不安があって、そこへ行く動作に取り掛かるのが億劫になること。
行こうという気持ちになれず、自然とそこへ行くのを避けてしまうこと。
それまで定期的に行っていた場所へ、行かなくなる状態を客観的に表す言葉。
特定の場所へ行く行動を一切、またはほとんど行わなくなること。
恐れやためらいから、前に進むことやその場所へ行くことを躊躇すること。
興味や執着が次第になくなり、行動の動機付けが低下すること。
その場所を訪れる人がいなくなる様子。個人だけでなく集団や全体の傾向にも使われる。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
最近、顧客の店舗への利用頻度が低下している原因を分析する必要がある。
トラブルが続いたため、先方との取引を控える傾向が見られる。
先方の社内体制が変わって以来、当社の営業担当も訪問を控えている。
連絡頻度が落ちたことで、クライアントとの関係性が希薄になっている。
リスク管理の観点から、該当企業との接点を減らす方向で検討している。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
価格改定があって以来、そちらの店舗へは少し足が遠のいております。
ご無沙汰しているうちに、自然とこちらの施設へもお伺いしなくなりました。
生活環境の変化に伴い、以前のように気軽にお邪魔する機会が減りました。
様々な事情が重なり、以前愛用していたサービスの利用を控えるようになりました。
時間の経過とともに、そのコミュニティとも自然とご縁が薄れていきました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あそこは店員の態度が悪くて、もう二度と行く気がしなくなるよね。
流行りが過ぎてから、あそこのカフェにはめっきり行かなくなった。
怒られて以来、あの部屋にはすっかり寄り付かなくなった。
最近あいつ、部室に全然顔を出さなくなったけどどうしたんだろう。
一度嫌な思いをすると、その場所にはすっかり気持ちが冷めてしまう。
例文
- 一度嫌な思いをしてから、その場所にはすっかり足が向かなくなった。
- 忙しさを言い訳にしているうちに、実家へも足が向かなくなっていた。
- 店の雰囲気が変わってしまったことで、常連客の足が向かなくなった。
- 遠方に引っ越した友人の家へは、次第に足が向かなくなってしまった。
反対語・対義語
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