「足止めを食う」とは
予期せぬ出来事やトラブル、あるいは他者の都合によって、移動や計画の進行を妨げられ、その場に留まらざるを得なくなる状態を指す慣用句です。自分の意志とは無関係に時間が奪われるというニュアンスが含まれており、交通機関の遅延や急な呼び出しなど、物理的または状況的に身動きが取れなくなる場面で広く用いられます。
使い分けのポイント
「足止めを食う」は、自分ではどうにもならない外部要因によって進行が妨げられるという、やや受動的でネガティブなニュアンスを含みます。ビジネスシーンでは、単に「遅れる」と伝えるよりも、なぜ動けないのかという理由を具体的に添えることで、相手への配慮が伝わりやすくなります。また、文脈に応じて「立ち往生」「待機」「拘束」などの言葉を使い分けることで、状況の深刻度や緊急性をより正確に伝えることが可能です。カジュアルな場では「捕まる」という表現もよく使われます。
「足止めを食う」の言い換え・類語・関連語
進むことも戻ることもできず、その場で行き詰まる様子。
ある場所に留め置かれ、そこから離れられなくなる様子。
対象語句の表記揺れであり、意味は全く同じ。
自由を奪われ、特定の場所や時間に縛り付けられること。
状況が厳しく、物理的・心理的に動けなくなること。
進行が滞り、一時的に停止する状態。
物事が順調に進まず、ある地点で滞っている状態。
他者の意向により、その場から離れることを許されないこと。
障害によって進行が妨げられ、動きが鈍くなること。
事態が動かず、同じ状態が長く続くこと。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
悪天候による交通機関の乱れにより、到着が遅れます。
先方からの急な対応に追われ、予定が大幅に遅延しております。
予期せぬトラブル対応のため、現場から離れられません。
会議が長引き、次の予定に支障が出ております。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
悪天候のため、出発を見合わせております。
急用により、少々お時間をいただいております。
不測の事態により、待機を余儀なくされております。
諸事情により、現地での滞在が長引いております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
人身事故で電車が止まって動けないんだ。
急な土砂降りで雨宿り中だよ。
高速道路の渋滞に巻き込まれて全然進まない。
飲み会で上司に捕まって帰れない。
言い換え例文
- 大雪の影響で、帰りの特急列車が立ち往生してしまった。
- 空港でフライトがキャンセルになり、丸一日釘付けになった。
- 急なトラブル対応でオフィスに拘束され、終電を逃した。
- 事故渋滞に巻き込まれ、目的地まで身動きが取れない状態だ。
反対語・対義語
英語で言い換え
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