「躍起になって」とは
ある目的を達成しようとして、夢中になったり焦ったりして必死に取り組む様子を指す言葉です。本来は「躍起」という言葉が、鳥が怒って羽を逆立てる様子から転じて、興奮して熱中する状態を表すようになりました。仕事や競技などで、周囲が見えなくなるほど情熱を注いでいる状況を表現する際に用いられます。
使い分けのポイント
「躍起になって」は、何かに熱中するあまり、やや余裕を失っているというニュアンスが含まれることが多い言葉です。そのため、ビジネスシーンで目上の人に対して使うと「焦っている」「余裕がない」という印象を与えてしまう可能性があります。仕事の文脈では「注力する」「邁進する」「専念する」といった、より前向きで落ち着いた表現に言い換えるのが無難です。また、単に熱心な様子を伝えたい場合は「懸命に」や「熱心に」を用いると、ポジティブな印象を維持しつつ意欲を伝えることができます。状況に応じて、焦燥感を含めるか、あるいは純粋な熱意を強調するかを使い分けることが重要です。
「躍起になって」の言い換え・類語・関連語
命がけで取り組むような切迫した様子
非常に強い執着心を持って探したり追い求めたりする様子
対象に心を奪われ他のことが目に入らない状態
全力を尽くして物事を行う前向きな姿勢
体裁を気にせず手段を選ばない様子
興奮して意気込む様子そのもの
ある物事に深く心を注ぐ様子
荒っぽくても勢いよく突き進む様子
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
新規プロジェクトの獲得に向けて全社で注力しております。
目標達成のためにチーム一丸となって邁進しております。
現在は開発業務に専念して取り組んでいます。
問題の早期解決に向けて尽力してまいります。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
皆様が一生懸命に取り組まれている姿に感銘を受けました。
課題に対して真摯に向き合う姿勢が大切です。
新しい技術の習得に意欲的に取り組んでいます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
昨日はテスト勉強で必死こいて徹夜したよ。
そんなにがっついて食べなくても逃げないよ。
ゲームに熱くなってつい時間を忘れてしまった。
最近は新しい趣味にすっかりのめり込んでいる。
言い換え例文
- 彼は優勝を目指して血眼になって練習に励んでいる。
- ライバル企業に差をつけられまいと、必死に新製品の開発を進めている。
- 夢中になって取り組んだおかげで、期限内に資料を完成させることができた。
- 懸命に努力を重ねた結果、ついに念願の資格を取得することができた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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