「身を粉にして働く」とは
自分の利益や安楽を省みず、他人のためや目標の達成に向けて、肉体的にも精神的にも限界まで労力を注ぎ込んで懸命に労働する様子を表す表現です。骨身を惜しまず、自己を犠牲にしてでも懸命に物事に取り組む強い姿勢を示します。
使い分けのポイント
「身を粉にして働く」は、過酷な状況の中で自己の労力を惜しまず懸命に努力する熱量を強く伝える慣用句です。ビジネスシーンでは、より端的に意気込みや献身性を表す「粉骨砕身」や「全身全霊を傾ける」への言い換えが好まれます。一方、日常会話や親しい間柄では、比喩的で状況をありありと伝える「馬車馬のように働く」などの表現を用いることで、その苦労や懸命さがより直感的に伝わりやすくなります。文脈のフォーマル度や、労働の過酷さをどれほど強調したいかに応じて適切な表現を選ぶことが重要です。
「身を粉にして働く」の言い換え・類語・関連語
骨を粉にし身を砕くという意味で、力の限り努力するさまを表す四字熟語です。
寝る間も休むことも惜しんで、絶え間なく作業や労働を続けるさまを示します。
苦労を避けるという意味の否定形として、苦労をいとわず働くさまを表します。
勢い猛烈に活動し、驚異的なエネルギーを発揮して働く様子を表します。
持てる全ての体力と精神力を一つの目的に対して完全に注ぎ込むさまです。
食事や睡眠のことも忘れるほど、一つの物事に没頭して労働するさまです。
動物のように休むことなく、ひたすら目の前の労働に従事する比喩表現です。
精神力と体力のすべてを対象に注ぎ込んで、熱心に仕事を進めるさまです。
体裁を気にせず、汗水流して泥臭く懸命に労働する様子を表します。
自分を忘れるほどに熱中し、ただひたすらに労働に没頭するさまです。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
期限間近の報告書を完成させるため、彼はここ数日寝食を忘れて資料作成に没頭している。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
諸先輩方が骨身を惜しまず築き上げてこられた基盤の上に、現在の弊社が存在しております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
彼女は自分のことよりも周りのために骨身を惜しまず働くから、みんなから慕われている。
言い換え例文
- 新商品の立ち上げ期において、彼は自分の時間をすべて犠牲にして粉骨砕身の働きを見せた。
- トラブルを迅速に解決するため、エンジニアチームは夜通し不眠不休で作業を続けた。
- 祖父は若い頃から家業を守るために馬車馬のように働き、家族を支えてくれた。
- コンクールでの入賞を目指し、彼女は毎日の練習に全身全霊を傾けて取り組んでいる。
反対語・対義語
英語で言い換え
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