「進退伺」とは
組織において、自身の進退について上司や組織の判断を仰ぐために提出する書類や申し出のことです。不祥事や重大な過失があった際、あるいは組織の刷新を期す場面などで、責任の所在を明確にするために行われます。単なる辞職願とは異なり、辞めるか留まるかの決定権を相手側に委ねるという形式をとる点が特徴です。現代では形式的な責任追及の手段として用いられることも多く、受理されるか否かでその後の処遇が決定されます。
使い分けのポイント
進退伺は、単なる「辞職願」とは異なり、あくまで「辞めるべきか、留まるべきか」という判断を上司に委ねる形式です。そのため、必ずしも辞職が確定しているわけではないという点が重要です。ビジネスシーンでは、責任の重さを強調する際や、組織としてのけじめを示すために用いられます。一方、日常会話やカジュアルな場では「辞めるかどうかの相談」や「けじめ」といった表現の方が自然です。相手との関係性や、その場の状況に応じて、単なる退職の意思表示なのか、判断を仰ぐ姿勢なのかを使い分ける必要があります。
「進退伺」の言い換え・類語・関連語
退職の意思を表明する書類
自ら職を辞したいという願い出
不祥事等に対するけじめをつけること
今後の身分や地位を組織に委ねること
自身の今後について意見を求めること
組織を去るか留まるかの意思決定
自らの立場をどうするか決めること
辞めるという意思を伝えること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
不祥事の責任を取り、辞職の申し出を行いました。
今回の件に関し、自身の去就の伺いを立てる所存です。
今後の処遇の判断を仰ぐため、上層部と面談します。
社長に対し、正式に辞意の伝達を済ませました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
この度は、辞職のお願いをさせていただきたく存じます。
今後の去就のご相談をさせていただきたいのですが。
今後の身の処し方について、ご指示を仰ぎたく存じます。
この度の件で、辞意の申し出をさせていただきます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
部長に辞めるかどうかの相談を持ちかけた。
今回のミスで、自分なりにけじめをつけることにした。
今後の身の引き方について、家族と話し合っている。
もう辞める意思は固まったと伝えた。
言い換え例文
- 不祥事の責任を取り、辞表を提出する運びとなった。
- 今回の結果を受けて、辞職願を出すべきか検討している。
- 部長は自身の去就の判断を社長に委ねた。
- 彼はけじめをつけるために、自ら辞意を表明した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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