「単刀直入に切り出す」とは
前置きや回りくどい表現を一切せず、最初から核心となる本題や要件に触れることを意味する表現です。会議やビジネスの場において、時間の効率化を図る際や、お互いの意図を素早く明確に共有したい場面で頻繁に使われます。
使い分けのポイント
「単刀直入に切り出す」は、相手や状況への配慮を欠いた「無神経さ」と紙一重になることがあるため注意が必要です。親しい間柄やスピード感が求められるビジネスシーンでは効果的ですが、関係性が浅い相手やデリケートな話題に対して用いると、冷淡な印象や威圧感を与えてしまうリスクがあります。そのため、相手との距離感を見極め、クッション言葉を添えたり、丁寧な言い換え表現を選んだりする配慮が円滑なコミュニケーションのポイントとなります。
「単刀直入に切り出す」の言い換え・類語・関連語
余計な話を省いて直接的な話題に移行するさま
物事の最も重要な部分に鋭く迫るさま
遠回しにせずストレートに言葉を表現するさま
隠し立てせず素直な気持ちや要件を話し始めるさま
議論や話の肝心な部分を的確に捉えて話題にするさま
自分の考えや事実を包み隠さずオープンに話すさま
変化球なしで直接相手に質問を投げかけるさま
要点を簡潔にまとめて新しい話題を提示するさま
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本日の提案の要点を述べるため、資料の3ページ目をご覧ください。
今回のプロジェクトにおける最大の課題である核心に触れる。
納期についてクライアントへ直截に質問し、確約をもらう。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
これまでの経緯について、率直にお話しさせていただきます。
今回のトラブルについて、端的に申し上げますと原因はシステムエラーです。
今後のキャリアプランについて、率直にご質問してもよろしいでしょうか。
現時点での進捗状況を、包み隠さずお伝えいたします。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
その件については、ずばり言うと予算が足りないんだよね。
遠回しにしないで、もっとストレートに話してよ。
オブラートに包まず話すと、今回の企画はボツの可能性が高い。
ぶっちゃけて言うと、あの人のやり方はあまり好きじゃない。
言い換え例文
- 会議の冒頭で本題に入るため、私は深呼吸をしてメモを広げた。
- 上司に企画の承認をもらうため、思い切って核心を突く質問をしてみた。
- 彼から直截に述べるような物言いをされたが、不思議と不快感はなかった。
- これ以上時間をロスしないよう、率直に切り出すのが得策だと判断した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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