「単刀直入に申し上げる」とは
前置きや回りくどい説明を省き、いきなり本題や核心部分を切り出すことを意味する表現です。相手に対して失礼にならないよう、これから重要なことを話すという合図として使われます。ビジネスの場では、時間を節約し、要点を明確にするために非常に有効な言い回しです。
使い分けのポイント
「単刀直入に申し上げる」は、相手の時間を尊重し、要件を素早く伝えるための便利なクッション言葉です。しかし、相手との関係性や状況によっては、唐突で攻撃的な印象を与えるリスクもあります。特に目上の人に対して使う場合は、「お忙しいところ恐縮ですが」や「失礼を承知で申し上げますが」といった前置きを添えることで、配慮を示すことができます。また、悪い報告をする際に多用すると、相手を追い詰めるような冷たい印象を与えかねないため、クッション言葉の選択には注意が必要です。相手の感情に配慮しつつ、必要な情報を正確に伝えるというバランス感覚が求められる表現です。
「単刀直入に申し上げる」の言い換え・類語・関連語
隠し事なくありのままを伝える丁寧な表現
結果を先に伝えて議論を効率化する表現
要点を絞って簡潔に伝える表現
すべてをさらけ出す誠実な姿勢を示す表現
建前を抜きにして本心を伝える表現
重要なポイントのみを抽出して伝える表現
複雑な内容を簡約化して伝える表現
事実を脚色せずに伝える表現
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件の課題について、忌憚なく申し上げますと改善が必要です。
お忙しいところ恐縮ですが、簡潔に申し上げますと予算の増額をお願いしたいのです。
議論が長引いておりますので、核心を申し上げますと今回の契約は見送るべきです。
率直な意見を申し上げますと、現在のスケジュールでは納品が困難です。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
状況をありのままにお伝えしますと、現在在庫が不足しております。
率直にお話しいたしますと、今回の条件では合意に至りません。
結論からお伝えしますと、今回のプロジェクトは中止となりました。
端的に説明いたしますと、このシステムにはセキュリティ上の欠陥があります。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ぶっちゃけて言うと、今回の企画はあまり面白くないと思う。
正直に言うと、その案にはあまり賛成できないな。
要するに、君は何が言いたいのかはっきりしてほしい。
はっきり言うと、今のままでは失敗する可能性が高いよ。
言い換え例文
- 率直に申し上げますと、今回の提案は弊社の方針と合致いたしません。
- 結論から申し上げますと、納期を二週間延期していただきたいのです。
- 端的に言えば、このプロジェクトは早急な見直しが必要です。
- 包み隠さず申し上げますと、現在の予算ではこれ以上の対応は不可能です。
反対語・対義語
英語で言い換え
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