取り決める
読み:とりきめる
「取り決める」とは
複数の当事者が話し合いを通じて、物事の進め方や条件などを合意し、決定することを指します。単に決めるという行為だけでなく、関係者間での調整や合意形成というプロセスが含まれる点が特徴です。契約やルール作り、会議での方針決定など、公的または社会的な場面で用いられることが多い言葉です。
使い分けのポイント
「取り決める」は、単独で決めるのではなく、相手との合意や調整を経て決定するというプロセスに重点がある言葉です。そのため、個人的な決断にはあまり適さず、ビジネスや組織間の調整など、他者が関与する場面で使うのが自然です。よりフォーマルな文脈では「合意する」「締結する」「策定する」といった語に置き換えると、より専門的で洗練された印象を与えられます。逆に、日常会話では「決める」や「約束する」を使う方がスムーズです。文脈に応じて、合意の重みや手続きの厳格さに合わせた言葉を選ぶことが大切です。
「取り決める」の言い換え・類語・関連語
最も一般的で、物事を確定させるという事実を強調する。
双方が納得し、意見が一致したという状態を強調する。
契約や条約など、法的な拘束力を持つ取り決めを結ぶ際に使う。
計画や方針などを、手順を踏んで練り上げ、決定する際に使う。
関係者間で事前に相談し、共通のルールや方針を決めておく。
規則やルールとして明文化し、定めておくというニュアンス。
取引条件などを約束し、確定させるというビジネス・法律用語。
曖昧な点をなくし、最終的に動かないものとして定める。
会議や組織の正式な手続きを経て、物事を決定する。
契約書や覚書などを互いに交換し、合意を成立させる。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
両社の交渉の結果、ようやく合意に至りました。
来年度の販売戦略を策定する必要があります。
本日、業務提携契約を締結いたしました。
リモートワークに関する新たな規定を設けます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
会議の結果、この方針で決定いたします。
先方と条件面で合意いたしました。
詳細については、先方とお取り決めいただけますでしょうか。
社内規定により、このように定めさせていただきます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今度の休みの予定、そろそろ決めようよ。
何時にどこで会うか、ちゃんと約束しておこう。
みんなで相談して決めるのが一番だね。
まずはどうするか話し合ってみよう。
例文
- 会議の席で、次回の打ち合わせ日時を取り決めた。
- トラブルを避けるために、あらかじめルールを取り決めておく必要がある。
- 両国間で平和条約を締結するための交渉が始まった。
- 家賃の支払い方法について、大家さんと取り決めた内容を確認する。
反対語・対義語
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