「増長する」とは
勢いが盛んになることや、調子に乗って図に乗ることを意味します。特に、良い結果が出た際などに慢心して、身の程をわきまえず傲慢な態度をとるような、否定的な文脈で用いられることが多い言葉です。物事の勢いが増すという中立的な意味と、性格や態度が悪い方向へ変化するという意味の両面を持ちます。
使い分けのポイント
「増長」は、もともとは勢いが盛んになるという中立的な意味もありますが、現代では「調子に乗って生意気になる」「慢心して傲慢な態度をとる」という否定的な意味で使われることが圧倒的に多い言葉です。ビジネスシーンでは、相手の態度を指摘する際に使うと非常に攻撃的で失礼な印象を与えるため、直接的な使用は避けるのが賢明です。代わりに「慢心」「過信」「謙虚さを欠く」といった言葉に言い換えることで、相手の行動を客観的に指摘しつつ、角を立てずに伝えることができます。文脈に応じて、単なる勢いの拡大を指すのか、性格の悪化を指すのかを見極めて使い分けることが重要です。
「増長する」の言い換え・類語・関連語
自分の能力や成果に満足し、おごり高ぶる様子。
自分を優れていると思い込み、他人を見下す態度。
調子に乗って、付け上がる様子。
少しうまくいったことで、調子に乗って生意気になること。
態度が横柄で、他人を軽視する様子。
自分を実際以上に優れていると思い込み、得意になること。
勢いや範囲が単に大きくなること。
感情や勢いが激しく高まる様子。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
成功体験が過信を招くことのないよう、常に謙虚な姿勢を保つべきです。
好調な時ほど慢心が生じやすいため、気を引き締めて業務に取り組みましょう。
独善的になることで周囲との連携が損なわれないよう注意が必要です。
成果を上げた後こそ自惚れが強まらないよう、自己研鑽に励むことが肝要です。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
最近の彼の言動には、少しおごりが見えるように感じられます。
自尊心が強すぎると、周囲の意見を聞き入れるのが難しくなります。
自分の実力を過大評価すると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
成功した時こそ謙虚さを欠くことのないよう心がけております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
少し褒められたからといって調子に乗ると失敗するよ。
テストでいい点を取ったからって、いい気になるなよ。
少し成功したくらいで天狗になると周りから人が離れていくぞ。
みんなに持ち上げられて調子づいているみたいだね。
言い換え例文
- 小さな成功で慢心すると、足元をすくわれることになる。
- 周囲の称賛を真に受けて図に乗るようなことは避けなければならない。
- 少しの成果で天狗になると、後で大きな失敗を招きかねない。
- 彼が最近高慢になっているのは、周囲の甘やかしが原因かもしれない。
反対語・対義語
英語で言い換え
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