「責任を負わせる」とは
ある事柄の結果や不始末に対して、特定の人物にその責務や負担を引き受けさせることを指します。単に過失を追及するだけでなく、管理監督の立場から義務を課す場合や、損害の賠償を求める文脈など、状況に応じて多角的な意味合いで用いられる表現です。
使い分けのポイント
「責任を負わせる」は、相手に義務や過失の代償を強いるという強いニュアンスを含みます。ビジネスシーンでは、単に「責任を負わせる」と言うと攻撃的で威圧的な印象を与える可能性があるため、「責を問う」「帰責する」「ご負担をお願いする」など、文脈に応じて表現を使い分けることが重要です。また、相手の過失を追及するのか、単に役割を任せるのかによっても適切な言葉が変わります。日常会話では「押し付ける」や「尻拭いをさせる」といった表現が使われますが、これらは非常にネガティブな響きを持つため、公的な場や目上の人に対しては避けるべきです。
「責任を負わせる」の言い換え・類語・関連語
法的な文脈で、原因を特定の対象に結びつけること。
過失や罪を認めさせ、その代償を支払わせること。
権限と同時に結果に対する義務も一任すること。
不手際に対して相手に説明や償いを求めること。
無理にでも役割や義務を押し付けること。
金銭的な損害を相手に支払わせること。
不当に悪い結果の責任を押し付けること。
特定の役割や任務を遂行する義務を与えること。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の不具合は開発部門に帰責するべき事案です。
プロジェクトの遅延について担当者の責を求めます。
契約違反により相手方に損害の賠償を課す方針です。
この重大な案件の任を彼に委嘱する。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
本件につきましては、然るべき責を負っていただきます。
修理費用の一部をご負担をお願いすることになります。
この件については、担当者のご対応を仰ぐ所存です。
今回の事態について、詳細なご説明を求めます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
面倒な仕事を全部俺に押し付けるな。
何もしていないのに俺に罪を着せるのはやめてくれ。
自分の失敗の尻拭いをさせるなんてひどいよ。
自分の行動のツケを払わせる時が来た。
言い換え例文
- 不祥事の全容を解明し、関係者に帰責させる必要がある。
- 部下のミスに対して上司が責を問うのは組織として当然の行為だ。
- 過度な負担を強いるような業務配分は避けるべきである。
- 重大な過失があった以上、本人に弁済させることは避けられない。
反対語・対義語
英語で言い換え
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