「悪びれない」とは
悪事や失敗を犯したにもかかわらず、全く恐縮したり恥ずかしがったりする様子がないこと。不遜な態度をとるさまや、むしろ平然としている様子を指して使われることが多い表現です。
使い分けのポイント
「悪びれない」は、本来は「悪事を働いていながら、おどおどしたり恥じ入ったりする様子がない」という否定的な文脈で使われる言葉です。しかし現代では、単に「気後れしない」「堂々としている」「物怖じしない」といった、ポジティブまたはニュートラルな意味合いで誤用されることも少なくありません。そのため、ビジネスやフォーマルな場面で使う際は、相手に対する批判的なニュアンスが強くなりすぎないよう、文脈や相手との関係性に十分注意しながら適切な言い換えを選ぶことが重要です。
「悪びれない」の言い換え・類語・関連語
物事に動じず、何食わぬ顔をしている様子を表す一般的な表現。
神経が太く、少々のことでは動じない性質や態度を指す表現。
他人の迷惑などを顧みず、ずうずうしい態度をとるさま。
図々しく落ち着いていて、にくたらしいほど堂々としている様子。
本来は立派な様子だが、反省すべき場面で使えば不遜な態度にも通じる。
何食わぬ顔で知らんぷりをしてすましている様子を表す表現。
自分の非を認めず、むしろ強気な態度に出て周囲を驚かせること。
恐れを知らない様子で、大胆不敵な態度をとるさま。
文脈によっては気が小さくなく余裕があるように見える状態。
周囲の状況や相手の気持ちに対する配慮が欠けている様子。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
重大なミスを犯したにもかかわらず、彼は平然とした態度を崩さなかった。
指摘を受けても反省の色を見せず、むしろ開き直ったような返答が返ってきた。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お客様はご自身の非を認めず、終始平然とされていらっしゃいました。
業務中の態度がやや不遜であると、複数の部署から苦言が寄せられております。
謝罪の場におきましても、どこか余裕のあるご様子がうかがえました。
あのような重大な過失の後であっても、堂々と振る舞われており困惑いたしました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
約束をすっぽかしたのに、彼は何食わぬ顔で遊びに来た。
言い換え例文
- 部下の度重なる遅刻に対して注意したところ、彼は何食わぬ顔で言い訳を並べ立てた。
- 重大な規約違反を指摘されたにもかかわらず、彼女は開き直ったような態度をとった。
- これほど多大な迷惑をかけた相手に対し、平然としているその神経が理解できない。
- 失敗をごまかそうとするのか、すまし顔で自分のデスクに戻っていく姿が見られた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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