「手仕舞い」とは
金融取引やビジネスにおいて、保有している資産やポジションを売却・決済して取引を終了させることを指します。利益を確定させる場合や、損失を最小限に抑えるために撤退する場合など、状況に応じて用いられます。また、仕事やプロジェクトを区切りよく終えるという意味でも使われる言葉です。
使い分けのポイント
「手仕舞い」は元々相場用語ですが、現在ではビジネス全般で「仕事やプロジェクトを区切りよく終える」という意味で広く使われます。金融文脈では「決済」や「利益確定」が正確ですが、日常的な業務では「切り上げ」や「終了」といった言葉の方が柔らかい印象を与えます。また、ネガティブな撤退を指すのか、ポジティブな利益確定を指すのかによって類語の選択が変わるため、文脈に応じた使い分けが重要です。特に「店じまい」は商売を完全にやめるという強い意味を持つため、一時的な終了を指す場合は避けるのが無難です。
「手仕舞い」の言い換え・類語・関連語
取引を完了させ、債権債務を消滅させること
含み益を確定させるための売却
損失を確定させて撤退すること
事業や市場から引き揚げること
関係や計算を整理して終わらせること
案件や取引を終了させること
途中で終わらせること
保有している建玉をなくすこと
商売を終えることの比喩的表現
物事を最後までやり遂げること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
本件につきましては、本日をもって終了とさせていただきます。
本年度で一度区切りをつけさせていただきます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
キリがいいし、今日はここで切り上げよう。
これにて今回のプロジェクトはおしまいだ。
そろそろ現場からの引き上げ時だね。
言い換え例文
- 株価の急変に備えて、早めに決済を行う判断をした。
- 目標額に達したため、利益確定の売りを入れた。
- これ以上の赤字を避けるため、損切りを徹底する。
- 不採算部門からの撤退を経営陣に提案した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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