「断念した」とは
ある物事や計画を、途中でやめること。困難や状況の変化、あるいは自身の意志によって、それまで進めていた目標の達成をあきらめる際に用いられる表現です。ビジネスシーンや日常会話において、努力を重ねた末にやむを得ず中止する場合など、重みのある決断を示す際によく使われます。
使い分けのポイント
「断念」は、目標に向かって進んでいたプロセスを途中で止めるという、重い響きを持つ言葉です。単に「やめる」と言うよりも、そこに至るまでの葛藤や、やむを得ない事情が含まれているニュアンスがあります。ビジネスシーンでは、相手に対して「断念した」と伝えると唐突で冷たい印象を与える可能性があるため、「見送る」「取りやめる」といった表現や、理由を添えた丁寧な言い回しを選ぶのが賢明です。また、個人の感情的なあきらめには「諦める」を、組織的な決定には「中止」「見送り」を使い分けることで、より状況に適した表現となります。
「断念した」の言い換え・類語・関連語
最も一般的で、意志を翻す際によく使われる表現
実施のタイミングをずらす、あるいは今回は行わないという控えめな表現
一度表明した意見や計画を、後から取り消す際に使う
予定していたことを中止する、客観的なニュアンスが強い
外部要因により、やむを得ずあきらめる状況を強調する
計画を最初からやり直す、あるいは計画自体をなかったことにする
責任ある立場で、物事を終わらせることを決定する
これ以上続けても無駄だと判断し、見限るという強い意志を含む
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
予算の都合上、今回の新規プロジェクトは見送ることにした。
諸般の事情により、本イベントの中止を決定した。
先ほど提案した条件を、一度撤回する。
先方との交渉が難航したため、契約案を白紙撤回した。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
誠に残念ながら、今回はご提案を見送らせていただく。
検討の結果、本件については取りやめることとした。
現在の状況では、計画の続行を断念せざるを得ない。
諸事情により、開催を中止の運びとなった。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
雨がひどいから、今日のバーベキューはやめにした。
難しすぎて、途中で課題を投げ出した。
結果を見て、ようやくあきらめがついた。
言い換え例文
- 経営状況の悪化により、新規出店計画を諦めた。
- 天候不良のため、登山を中止することを決定した。
- これ以上の交渉は困難と判断し、買収案を見送った。
- 不備が見つかったため、今回の企画を白紙に戻した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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