断腸の思いで決断する
「断腸の思いで決断する」とは
はらわたがちぎれるほど、非常に辛く悲しい思いをしながら決断を下すこと。単なる迷いや悩みではなく、苦渋の選択を迫られた際や、愛着のあるものや大切なものを手放さざるを得ないような、極めて痛切な心情を伴う意思決定を指す表現です。
使い分けのポイント
「断腸の思い」は、中国の故事に由来する非常に強い悲しみや苦しみを表す言葉です。ビジネスシーンでは「苦渋の決断」や「痛恨の決断」といった表現が好まれます。カジュアルな場面では「泣く泣く」という言葉を使うことで、感情の揺れをより身近に伝えることができます。いずれの表現も、相手に対して「軽々しく決めたわけではない」という重みや誠意を伝える際に有効ですが、多用すると言い訳がましく聞こえる可能性があるため、ここぞという重要な場面で慎重に使うのが適切です。
「断腸の思いで決断する」の言い換え・類語・関連語
非常に苦しい状況下での選択であることを強調する表現
悔しさや無念さが伴う選択であることを示す
納得はしていないが状況により選択せざるを得ない様子
愛着があるものを惜しみながら諦める様子
非常に辛い心境で選択肢を絞り込むこと
どちらを選んでも辛い状況での決断
自分自身を傷つけるような痛みを伴う決断
非常に困難な状況で覚悟を決めること
悲しみをこらえて決断を下す様子
外部要因により辛い決断を迫られる状況
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
経営陣は事業撤退という苦渋の決断を下すに至りました。
今回の契約解除は、痛恨の極みで決断いたしました。
人員削減については、やむを得ず決断いたしました。
非常に重苦しい決断をすることになりましたが、ご理解ください。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
誠に残念ながら、苦渋の選択をすることとなりました。
このような結果となり、心苦しい決断をいたしました。
断腸の思いで選択いたしましたことをご報告申し上げます。
慎重に検討を重ねた結果、苦渋の決断に至りました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
結局、泣く泣く決めるしかなかったよ。
本当に辛いけど決めることにしたんだ。
胸が痛むけど決断するしかないよ。
苦しいけど決めるしかないね。
言い換え例文
- 経営状況の悪化により、苦渋の決断を下して不採算部門を閉鎖した。
- 長年愛用した道具を、泣く泣く手放すことにした。
- どちらの案も捨てがたく、苦渋の選択を迫られた。
- 会社の方針として、やむを得ず決断せざるを得ない状況だった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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