殊更

読み:ことさら

ポスト

「殊更」とは

ある物事を特に取り上げて行う様子や、わざとそうするさまを指す言葉です。自然に起こることではなく、意識的に意図を持って行動したり、強調したりする際に用いられます。また、否定的な文脈で「わざわざ」というニュアンスを強める際にも使われる表現です。

使い分けのポイント

「殊更」は、意図的な行動や、ある対象を強調する際に使われますが、文脈によって「わざとらしい」「不自然である」という批判的なニュアンスを含むことがあります。ビジネスシーンでは「格別」や「特別」といったポジティブな強調として使うと丁寧ですが、相手の行動に対して「殊更〜する」と使うと、相手の意図を疑っているような印象を与える恐れがあるため注意が必要です。日常会話では「わざと」や「わざわざ」が多用されますが、これらも皮肉として受け取られる可能性があるため、前後の文脈や声のトーンに配慮して使用することが推奨されます。

「殊更」の言い換え・類語・関連語

意図的に行動するさま

目的を持って行う様子

自覚を持って行う様子

他とは異なり特別であるさま

数ある中で特に際立っているさま

予想以上に程度が甚だしいさま

手間をかけて行うさま

他とは区別されるさま

ビジネス向けの言い換えと例文

仕事・メールなどで使いやすい表現です。


今回の仕様変更は意図的に行われたものです。

本件は格別に注意を払う必要があります。

特別に許可をいただいて視察を行います。

コスト削減を意識的に進めてまいります。

丁寧な言い換えと例文

相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。


皆様には格別なご配慮を賜りました。

カジュアルな言い換えと例文

日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。


言い換え例文

  • 彼はわざと難しい言葉を使って周囲を煙に巻いた。
  • 今回のプロジェクトはとりわけ重要度が高い。
  • ことのほか寒さが厳しく、体調管理が難しい時期だ。
  • わざわざお越しいただいたにもかかわらず、不在にして申し訳ありません。

反対語・対義語

自然に
無意識に
偶然
たまたま
何気なく

英語で言い換え

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