いえいえ
読み:いえいえ
「いえいえ」とは
相手からの感謝や称賛、あるいは謝罪に対して、謙遜や否定の意を込めて返答する際に用いられる言葉です。「とんでもないです」や「恐縮です」といった表現の口語的な形であり、相手との関係性や状況に応じて丁寧さを調整する必要があります。単なる否定だけでなく、相手の厚意を柔らかく受け止めるクッション言葉としての役割も果たします。
使い分けのポイント
「いえいえ」は非常に便利なクッション言葉ですが、二回繰り返すことで親しみやすさや柔らかさが出る反面、目上の人に対しては少し砕けた印象を与える可能性があります。ビジネスシーンで上司や顧客に対して使う場合は、「とんでもございません」や「恐縮です」といった、より丁寧な表現に置き換えるのが無難です。また、相手の感謝を過度に否定しすぎると、相手の厚意を無下にしているように受け取られることもあるため、感謝の言葉を添えるなどして、相手の気持ちを尊重する姿勢を見せることが大切です。
「いえいえ」の言い換え・類語・関連語
相手の称賛を強く否定し、謙遜する丁寧な表現。
相手の配慮に対して申し訳なさと感謝を伝える表現。
相手の言葉を強く否定し、到底及ばないという謙遜の意。
事実や評価に対して客観的に否定する表現。
相手の謝罪や気遣いに対して、気にしなくて良いと伝える。
称賛に対して、謙遜しつつも喜びを伝える表現。
相手の感謝や謝罪に対して、自分も同様であると返す。
「とんでもない」をより丁寧にしたビジネス表現。
「いえいえ」よりも簡潔で、少し硬い印象を与える否定。
相手の親切や配慮に対して感謝と恐縮を表す。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
ご丁寧なご指導、とんでもございません。
過分なお言葉、恐縮でございます。
そのような評価、滅相もございません。
お褒めいただき、とんでもないことでございます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
とんでもないです、お気になさらないでください。
恐縮です、ありがとうございます。
そんなことはありません、まだまだです。
いえいえ、とんでもないです。お役に立てて光栄です。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
そんなことないよ、全然大丈夫。
全然そんなことない、気にしないで。
とんでもない、こちらこそありがとう。
いいえ、そんなことないよ。
例文
- 「素晴らしい成果ですね」「とんでもないです、皆様の協力のおかげです」
- 「昨日はすみませんでした」「恐縮です、こちらこそ申し訳ありませんでした」
- 「いつも助かっています」「滅相もない、当然のことをしたまでです」
- 「お忙しいのにありがとうございます」「そんなことはありません、お気になさらないでください」
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