「おじゃん」とは
物事が途中でだめになったり、計画が失敗して無に帰したりすることを意味する俗語です。江戸時代の火消しが火災の鎮火を知らせるために鳴らした鐘の音「おじゃん(お終い)」が語源とされています。主に、期待していたことや準備していたことが、予期せぬトラブルなどで台無しになった際に用いられます。
使い分けのポイント
「おじゃん」は非常に口語的で、江戸時代の鐘の音に由来する情緒的な響きを持つ言葉です。そのため、ビジネスシーンや公的な場での使用は避けるべきです。目上の人に対して使うと、状況の深刻さを軽く見ているような印象を与えたり、不謹慎な響きを伴ったりする恐れがあります。ビジネスでは「白紙になる」「見送りになる」「中止になる」など、客観的で事務的な表現を用いるのが適切です。また、カジュアルな場面であっても、相手が大きな損失を被った直後など、深刻な状況では「台無し」などの言葉も慎重に選ぶ必要があります。
「おじゃん」の言い換え・類語・関連語
計画などが何もなくなること
努力や労力が報われないこと
それまでの経緯をすべて取り消すこと
努力が消えてなくなること
物事が途中で行き詰まること
契約や合意が成り立たないこと
計画や関係が崩れること
期待した成果が得られないこと
予定していたことが中止になること
計画などが実行されずに終わること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回のプロジェクトは白紙撤回となりました。
新規事業の立ち上げは今回は見送りとなりました。
悪天候のためイベントは中止となりました。
先方との交渉は不調に終わりました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
今回の企画は残念ながら消滅いたしました。
諸事情により計画は白紙に戻りました。
会議は急遽取りやめとなりました。
今回の試みは不成功に終わりました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
せっかくの旅行が雨で台無しだよ。
努力のすべてがパーになってしまった。
これで僕たちの計画もおしまいだ。
楽しみにしていた予定がダメになった。
言い換え例文
- 急なトラブルの発生により、半年間準備してきた企画が白紙になってしまった。
- 悪天候が重なり、楽しみにしていたキャンプの予定がすべて水泡に帰した。
- 先方との交渉が不調に終わり、これまでの努力がすべて無駄になった。
- 予算の都合で、新しいプロジェクトは頓挫してしまった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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