「まるごと」とは
ある対象の全体や一部を、分けることなくそのままの状態で扱うことを意味します。形や内容を損なわずにすべて含んでいる様子を表し、物理的な物体から概念的な事柄まで幅広く使用されます。不足や欠落がない完全な状態を強調する際に用いられる、日常的かつ汎用性の高い表現です。
使い分けのポイント
「まるごと」は対象を分断せず、そのままの形で完全に含めるというニュアンスが強い言葉です。日常会話では非常に便利ですが、ビジネスシーンでは「一括」「包括的」「全件」といった、より硬い表現に置き換えることで信頼感が増します。また、「丸々」は「丸々太る」のように状態を強調する際にも使われますが、文脈によって「すべて」という数量的な意味と、「そのまま」という状態的な意味のどちらが強まるかを見極める必要があります。相手や場面に応じて、丁寧さや正確さを優先した語彙を選択することが重要です。
「まるごと」の言い換え・類語・関連語
対象のすべてを指す一般的な表現
必要なものがすべて揃っている様子
欠けるところがなくすべてである様子
全体を一つのまとまりとして捉える表現
残すところなくすべてであること
一つも残さず網羅する様子
完全に、あるいは徹底的にというニュアンス
バラバラにせずまとめて扱うこと
最大限や全体であることを示す外来語的表現
対象をそのままの形で完全に含める様子
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
このプロジェクトの資料を一括で送付いたします。
データベースの全件を対象に調査を行いました。
今回の契約内容を包括的に見直す必要があります。
備品を一式で発注しておいてください。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
こちらの書類にすべて目を通していただけますか。
皆様の意見を余すことなく記録いたしました。
計画の全体を把握してから着手しましょう。
一通りの説明を終えましたのでご検討ください。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
冷蔵庫のケーキをそっくり食べてしまった。
皮をむかずにそのまま食べるのが一番美味しい。
言い換え例文
- このリンゴは皮ごと余すところなく食べられる品種です。
- 今回のトラブルで、システム全体を再構築する必要がある。
- 必要な書類を一式で揃えて提出してください。
- 彼は週末を丸々使って趣味の工作に没頭した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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