「総体」とは
物事の全体や、個々の要素が集まって構成されているまとまりのこと。部分の集合体として捉えた全体のあり方や、ある対象を構成するすべての要素を指す言葉です。哲学や社会学の文脈で、個別の要素を切り離さず、一つのまとまった存在として把握する際によく用いられます。
使い分けのポイント
「総体」は、個々の要素が組み合わさって一つのまとまりを成している状態を指す硬い表現です。日常会話で使うことは少なく、論文や専門的な議論、あるいはビジネスの場での分析的な文脈で好まれます。似た言葉に「全体」がありますが、「全体」が単に「すべて」を指すのに対し、「総体」は「構成要素が集まって一つのまとまりを作っている」というニュアンスが強くなります。文脈に応じて、より平易な「全体像」や「まとまり」と言い換えることで、相手に伝わりやすくなります。
「総体」の言い換え・類語・関連語
物事のすべてを指す最も一般的な表現
物事のありさまのすべて
多くのものが集まって一つになったもの
バラバラなものを一つにまとめること
物事の全体的な構成や範囲
物事のすべての中身や様子
多くのものが一箇所に集まること
複数の要素が一つにまとまった存在
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
プロジェクトの全体像を把握するために会議を開く。
必要な書類を一式揃えて提出してください。
市場の動向を網羅したレポートを作成する。
包括的な視点から戦略を見直す必要がある。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
一通りの内容を確認いたしました。
業務全般について説明させていただきます。
今回の活動を総括して報告いたします。
計画の概略をご説明申し上げます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
この問題はまるごと解決する必要があるね。
全部ひっくるめて考えると、これが一番いい。
荷物をひとかたまりにして運ぼう。
これとあれをセットで考えておいて。
言い換え例文
- この組織は個人の集合体として機能している。
- 事件の全貌が明らかになるにつれて、社会の関心が高まった。
- 市場の全体像を把握することが成功への近道だ。
- バラバラだった意見を一つにまとめる必要がある。
反対語・対義語
英語で言い換え
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