「すべて」とは
ある範囲に含まれるものや事柄の全体を指す言葉です。個々の要素を漏らさず網羅している状態や、それら全体をひとまとめにした総体を意味します。文脈に応じて「完全に」「ことごとく」といった副詞的な用法や、「全体」「万物」といった名詞的な用法で用いられます。
使い分けのポイント
「すべて」は対象の範囲を限定せずに全体を指す汎用的な語ですが、文脈によって使い分けることでより正確な表現になります。ビジネスシーンでは「全般」「網羅的」といった硬い表現を用いると専門性が高まります。また、否定文で用いる場合は「一切」や「皆無」と組み合わせることで、強調の度合いを強めることができます。口語では「まるっと」や「全部」が自然ですが、目上の人や公的な場では「皆様」や「総じて」など、相手や状況に合わせた丁寧な言い換えを選択することが重要です。
「すべて」の言い換え・類語・関連語
ある対象の構成要素をひとまとめにした状態
個々の部分を合わせたまとまりとしての全体
あらゆる物事や出来事の総称
例外なく残らずという副詞的な強調
一つも欠けることなく含まれている様子
分けることなく全体をそのまま扱う様子
例外を認めない強い否定や全肯定の強調
人や物が複数集まっている状態の総称
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件に関する業務全般を統括しております。
今回の調査では網羅的なデータ収集を行いました。
関連資料を一括して送付いたします。
プロジェクトの総括として報告書を作成します。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
一通りの説明を終えさせていただきます。
総じて高い評価をいただいております。
悉皆調査により正確な数値を把握しました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
この企画案をまるっと引き受けます。
みんなで協力して片付けよう。
冷蔵庫の中身を全部食べきった。
そっくりそのままお返しします。
言い換え例文
- 今回のプロジェクトには全体で十名のメンバーが参加します。
- 万事順調に進んでいるため、予定通りに完了する見込みです。
- 棚にある商品を残らず確認しましたが、該当品は見当たりませんでした。
- ことごとく予想が外れてしまい、戦略の練り直しが必要です。
反対語・対義語
英語で言い換え
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