「全体」とは
ある物事のすべて、または構成要素の集まり全体を指す言葉です。範囲の広さや、個別の部分ではなくまとまりとしての性質に焦点を当てて使われます。組織や計画、あるいは物体の形状など、多岐にわたる対象に対して、その一部ではなく全域を網羅する概念として広く用いられます。
使い分けのポイント
「全体」は対象の範囲やまとまりを指す汎用的な言葉ですが、文脈によって使い分けが必要です。ビジネスシーンでは「総括的」「包括的」など、論理的なまとまりを強調する言葉が好まれます。一方、日常会話では「全部」や「まるっと」といった平易な表現が適しています。「総体」はより抽象的で硬いニュアンスを含むため、学術的あるいは公的な文書に適しています。また、範囲の広さを強調したい場合は「全域」や「網羅的」を用いるなど、対象が物理的な空間なのか、概念的なものなのかを意識して選ぶと、より的確な表現になります。
「全体」の言い換え・類語・関連語
物事のすべてを一つのまとまりとして捉える硬い表現
必要なものがすべて揃っている状態
ある範囲のすみずみまで及んでいること
何も除外せず、そのままの状態ですべて
バラバラなものを一つにまとめ上げること
細かい部分を除いた大まかな構造や範囲
隠れている部分を含めたすべての姿
すべてを見渡すこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回のプロジェクトを総括的に評価する。
全社的な取り組みとしてコスト削減を進める。
市場調査の結果を網羅的に報告書へまとめた。
包括的な視点から今後の戦略を練る必要がある。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
すべての方にご満足いただけるよう努めます。
一通り目を通しておいてください。
あまねく情報を共有することが重要です。
総じて良い結果が出たと判断しております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
これ全部食べていいの?
この計画をまるっと見直すことにした。
みんなで協力して片付けよう。
すっかり忘れていた。
言い換え例文
- この計画の総体を把握するには時間がかかる。
- 全域にわたって調査を行った結果、異常は見つからなかった。
- 大枠を理解すれば、細かいルールは後からついてくる。
- 事件の全貌がようやく明らかになった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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