「一進一退」とは
進んだり退いたりして、物事がなかなか前へ進まず、状態が安定しない様子を指す言葉です。病状の回復と悪化を繰り返す状況や、交渉や戦況が膠着して勝敗が定まらない場面などで広く用いられます。単に停滞しているだけでなく、良くなったり悪くなったりという変動を伴う点が特徴です。ビジネスやニュースの文脈でも頻繁に使用される表現です。
使い分けのポイント
「一進一退」は、進むことと退くことを繰り返すという物理的な動きから転じて、物事が停滞し、かつ良くなったり悪くなったりを繰り返す不安定な状況を指します。単に「進まない」ことを指す「停滞」とは異なり、変動があることがポイントです。ビジネスシーンでは、交渉や相場、病状など、客観的な状況報告によく使われます。対義語としては、勢いよく進む様子を表す「一気呵成」や、順調な様子の「順風満帆」などが挙げられます。文脈に応じて、単なる停滞なのか、変動を伴うのかを明確に使い分けることが大切です。
「一進一退」の言い換え・類語・関連語
物事が停滞して動かない様子
事情が複雑で順調にいかないこと
今後どうなるか予測しにくい不安定な様子
好調と不調を繰り返すこと
状況の変化に振り回されること
優劣や勝敗が互角であること
物事が順調に進んでいない様子
数値や状況が一定しないこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
交渉は依然として膠着しており、結論が出るまでには時間がかかりそうです。
市場の動向は予断を許さない状況が続いております。
プロジェクトの進捗は不安定な展開を見せています。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
残念ながら、現時点では大きな進展が見られない状況でございます。
株価はここ数日、変動が激しい動きとなっております。
システム環境は改善と悪化を繰り返す不安定な状態です。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今の状況はどっちつかずで、はっきりしないね。
体調が良くなったり悪くなったりで行ったり来たりしているよ。
準備がなかなか進まずに足踏みしている状態だ。
言い換え例文
- 交渉は膠着状態が続いており、解決の糸口が見えない。
- 病状は紆余曲折を経て、ようやく安定期に入った。
- 市場の動向は波乱含みで、慎重な判断が求められる。
- チームの成績は浮き沈みが激しく、安定した戦い方が課題だ。
反対語・対義語
英語で言い換え
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