「全貌」とは
物事の全体的な姿やありさまのこと。隠れていた部分や不明だった詳細が明らかになり、全体像が把握できる状態を指す。事件の真相や計画の全容、あるいは広大な景観など、隠されているものや複雑な対象が露わになった際に用いられることが多い表現である。
使い分けのポイント
「全貌」は、隠れていたものや不明確だったものが、ようやく全て明らかになったというニュアンスを強く含みます。単に「全体」と言うよりも、発見や解明というプロセスを経て姿を現したというドラマチックな響きがあります。ビジネスシーンでは「全体像」や「全容」がより一般的で使いやすく、客観的な報告に適しています。「全貌」は少し硬い表現であるため、ニュースや公的な文書、あるいは物語的な文脈で使うと自然です。文脈に応じて、客観的な把握を指すのか、隠されていたものが露わになったことを強調したいのかで使い分けると良いでしょう。
「全貌」の言い換え・類語・関連語
物事の構成要素や構造を網羅的に捉えた姿
内容や規模などを含めた全てのこと
物事の要点をまとめた大まかな姿
隠されていた事実や本当の姿
実際に存在するありさまや中身
全体をざっと見渡した様子
物事の基本的な骨組みや範囲
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
計画の詳細についてご説明いたします
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
今回の施策の全体的な姿をご提示します
まずは計画の概略をご説明申し上げます
現場の実情を詳しくお伝えいたします
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
やっと話の中身が見えてきたね
ついに彼の正体が分かったよ
物語のあらましを教えてあげる
言い換え例文
- 長年の研究により、その古代遺跡の全体像がようやく明らかになった。
- 警察は、今回の詐欺事件の全容を解明するために捜査を続けている。
- この報告書を読めば、今回の事業計画の概要を把握することができる。
- 隠されていた真相が明らかになり、周囲は驚きを隠せなかった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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