「枝葉末節に走る」とは
物事の根本や本質を無視して、取るに足りない些細な部分にばかりこだわり、議論や作業の焦点を外してしまうことを意味します。全体を見失い、重要性の低い事柄に過度に注力する姿勢を批判的に表現する際に用いられる慣用句です。
使い分けのポイント
「枝葉末節」は木の枝や葉のような、重要でない部分を指します。この言葉を使う際は、相手の議論や行動が「本来の目的から外れている」という批判的なニュアンスが含まれるため、目上の人に対して使う場合は注意が必要です。ビジネスシーンでは、単に「枝葉末節に走る」と指摘するよりも、「論点がずれている」「本質から逸脱している」といった、より客観的で建設的な表現に言い換える方が、角を立てずに改善を促すことができます。
「枝葉末節に走る」の言い換え・類語・関連語
本来の目的と手段が入れ替わってしまうこと
些細な欠点などを執拗に指摘すること
細部にこだわって全体像を把握できていないこと
些細な違いに執着して大局を忘れること
重要でない事柄の議論ばかりに時間を費やすこと
取るに足りないことに固執する様子
議論や作業の目的から外れてしまうこと
細かい部分に気を取られて全体を見失うこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
会議の目的から逸脱するような議論は控えましょう。
プロジェクトの成功のためには優先順位を誤らないことが重要です。
目先の数字に囚われて大局観を欠く判断は避けるべきだ。
瑣末な問題に固執せず、全体最適を考えてください。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
細部にこだわりすぎると全体の進行に支障をきたします。
恐れ入りますが、少々論点がずれているようです。
些細な点に注力するよりも、まずは全体像を把握しましょう。
議論が本筋から外れないよう注意が必要です。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
そんな細かいことばかり気にしてたら先に進まないよ。
どうでもいいことにこだわって時間を無駄にするな。
人の揚げ足を取ってばかりいないで建設的な話をしよう。
君の話は少しずれているから、もっと大事な点に絞って。
言い換え例文
- 会議では本末転倒な議論が続き、結局何も決まらなかった。
- 重箱の隅をつつくような指摘ばかりでは、チームの士気が下がってしまう。
- 木を見て森を見ずの状態に陥り、プロジェクトの納期が遅れてしまった。
- 瑣末な議論に終始するのではなく、まずは経営戦略の根幹を議論すべきだ。
反対語・対義語
英語で言い換え
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