「破れかぶれになる」とは
物事がもはやどうなってもよいと思い、自暴自棄になってやたらに行動を起こす状態を意味します。失敗を恐れず大胆に動く肯定的な意味で使われることもありますが、一般的にはやけになって無謀な振る舞いをする様子を表します。
使い分けのポイント
「破れかぶれになる」は、もはや手段を選ばず、どうなってもよいという投げやりな心理状態を表します。日常会話ではマイナスなニュアンスを伴うことが多いため、ビジネスや公の場では、「背水の陣をしきる」「腹をくくる」「思い切った行動に出る」など、前向きな覚悟や戦略的な姿勢を示す言葉に言い換えると適切に伝わります。また、単なる絶望ではなく、最後の賭けに出るようなニュアンスを含む場合もあります。
「破れかぶれになる」の言い換え・類語・関連語
自分の将来や体を投げ出して、やけを起こす様子を表す最も一般的な表現です。
思い通りにいかず投げやりな気持ちになり、無茶な行動に出るさまを表します。
物事を投げ出して、どうなってもよいという乱暴な態度をとることを示します。
感情が高ぶって損得を考えず、無鉄砲な行動に走るさまをカジュアルに表します。
やけくこと同様に、自暴自棄になって乱暴な振る舞いをする状態を指します。
絶望的な状況から思わず感情的になり、道理を忘れた行動に出ることです。
投げやりで無謀な行動をとる状態を、やや古風に表す表現です。
どうにでもなれという気持ちで、自棄的な態度をとることを表す俗語的な表現です。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
これ以上の停滞は避けられないため、一か八か勝負に出る覚悟で新規事業の企画書を提出します。
今回のプロジェクトを成功させるため、チーム一丸となって背水の陣をしいて取り組みます。
厳しい状況ではありますが、ここは腹をくくって難局に立ち向かうしかありません。
社長から直接打診を受けた以上、我々も腹を決めて事業の構造改革を完遂させましょう。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
これまでの状況を打開するため、私たちは思い切った行動に出る決断を下しました。
今回のプレゼンテーションには、捨て身の覚悟で臨む所存でございます。
尽力できることはすべて行いましたので、あとは運を天に任せて結果を待ちます。
この困難な局面を乗り切るためには、全員が決死の覚悟を持つことが不可欠です。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
仕事で大きなミスをしてしまい、悔しさのあまり帰宅してからやけ食いしてしまった。
怒られるの覚悟でいっそ開き直ったら、案外気持ちが楽になってうまく対応できた。
散々な一日だったから、今夜は同僚と愚痴を言い合いながらやけ酒をあおろうと思う。
テスト勉強を途中で投げ出し、もうどうにでもなれとやけのやんぱちをきめて寝た。
言い換え例文
- テストの点数が散々だったため、彼女は自暴自棄になってすべての参考書を片付け始めた。
- これまでの努力が水泡に帰したことで、彼は一気にやけになって無謀な計画を口にし出した。
- 人生を諦めたように捨て鉢になるのは簡単だが、そこから立て直す強さを持とうと思う。
- 失敗が続いたことで感情のコントロールを失い、やけくそになって突飛な行動をとってしまった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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