足元を救われる
読み:あしもとをすくわれる
「足元を救われる」とは
信頼していた相手や油断していた隙を突かれ、思いがけない失敗をしたり、立場を失ったりすることを意味する慣用句です。本来は「足元を掬う(すくう)」が正しい表記ですが、誤用である「救われる」が定着した表現です。相手の策略にはまる、あるいは自分の不注意によって、盤石だと思っていた状況が崩れ去るような場面で用いられます。
使い分けのポイント
「足元を救われる」は、本来の慣用句である「足元を掬う(あしもとをすくう)」が誤って変化したものです。「掬う」は手で水をすくうように、相手の足元を払って転ばせるという意味ですが、現代では「救われる」という表記も広く浸透しています。ただし、公的な文書や目上の人との会話では、誤用と捉えられる可能性があるため、「不意を突かれる」や「虚を突かれる」といった、より正確で誤解のない表現に言い換えるのが賢明です。文脈に応じて、相手の策略によるものか、単なる油断によるものかを使い分けると、より的確な表現になります。
「足元を救われる」の言い換え・類語・関連語
予期せぬ事態に直面し、対応が遅れること。
油断しているところを攻撃されること。
相手に先手を打たれ、出し抜かれること。
予想外の行動をとられ、策が外れること。
騙されたり、出し抜かれたりして損をすること。
協力者から支援を打ち切られ、孤立すること。
信頼していた者に裏切られ、致命的な打撃を受けること。
自分の計略が裏目に出て失敗すること。
自分の言動が原因で自滅すること。
油断が最大の失敗の元であるという戒め。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
競合他社の予想外の戦略に、会議で不意を突かれる形となった。
市場調査を怠った結果、新規参入の企業に先を越され、出し抜かれる結果となった。
交渉の場で相手の巧妙な提案に裏をかかれ、条件面で譲歩を余儀なくされた。
プロジェクトの途中で主要な提携先が撤退し、梯子を外されるような状況に陥った。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
突然の質問に不意を突かれ、回答に窮してしまいました。
準備万端だと思っていたところで虚を突かれ、冷や汗をかきました。
相手の予想外の対応に裏をかかれ、計画の修正を余儀なくされました。
残念ながら、他社に先んじられて出し抜かれる結果となりました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
友達の冗談を真に受けて、まんまと一杯食わされてしまった。
隠し持っていたおやつを、弟にまんまとやられてしまった。
テスト範囲外の問題が出るとは思わず、不意打ちを食らって焦った。
先にいい場所を取られてしまい、出し抜かれる形になった。
例文
- 競合他社の奇襲によって、完全に不意を突かれる形となった。
- 信頼していた部下に裏をかかれ、プロジェクトが頓挫した。
- 準備不足のまま挑んだ結果、相手にまんまと出し抜かれることになった。
- 重要な局面で梯子を外されるような事態に直面し、孤立無援となった。
反対語・対義語
このページの問題を報告
ページ内の言葉の誤記や問題のある表現などにお気付きの際は、こちらのボタンよりお知らせいただけますと幸いです。このページの言い換え候補・解説はAIを利用して作成されています。重要な文章では文脈に合うか確認してからご利用ください。