「お茶を引く」とは
客が来なくて暇を持て余すこと。また、遊女などが客がつかずに仕事がない状態を指す。転じて、仕事がなく暇であることや、歌舞伎などで役が回ってこずに出番がない状態を表す際にも用いられる日本の慣用句である。
使い分けのポイント
「お茶を引く」は、もともとは遊女が客がつかずに退屈して自分でお茶を淹れて飲むしかなかった様子に由来する言葉です。現代では商売で客が来ないときだけでなく、ビジネスや日常会話で「仕事がなくて暇である」状態全般に対して広く使われます。ただし、ユーモアや慣用表現としてのニュアンスを含むため、公的な文書や堅いビジネスシーンでは「閑散としている」や「手持ち無沙汰である」といった標準的な表現に言い換えるのが無難です。
「お茶を引く」の言い換え・類語・関連語
人通りや客が少なく静まり返っている様子
やることがなくて退屈している様子
時間に余裕がありすぎて持て余している状態
指示や機会を待ってその場で備えていること
店は開いているが客が来ず仕事がない状態
何もせずにぶらぶらと日を過ごすこと
なすべきことがなく時間があること
商談や注文を逃してしまうこと
努力したものの成果が得られないこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
午後は雨が降ったため店舗の客足が途絶えてしまった。
迅速な対応を怠ったことで大切な商機を逃してしまった。
本日のプロジェクトでは私の専門分野の出番がなかった。
手隙の時間を利用して書類の整理を進めてください。
現在の市場においてはその製品の需要がない。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
本日はあいにくご予約のお客様がお見えにならない。
平日の午後の売場は比較的閑散としております。
次のご案内まで少々お時間をいただく場合がございます。
長らくご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか。
混雑のためしばらくお待ちいただくことになります。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今日は特にやることがなくてずっと暇している。
雨のせいでどこにも行けず家で退屈しているよ。
待ち合わせ場所で友達をずっと待ちぼうけさせられた。
時間があるときは特に何もせずぼーっとしている。
一人でぽつんと暇そうに座っている。
言い換え例文
- 悪天候が続いた今週はどの店舗も閑散としていて売り上げが伸び悩んだ。
- 午後からの商談に向けて準備を整えたが相手が来ず手持ち無沙汰になってしまった。
- せっかくの休日だったがあいにくの雨で予定が潰れてしまい暇を持て余した。
- 新商品の発売日だったが夕方まで客足が途絶えてしまい開店休業状態だった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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