「けろっ」とは
何事もなかったかのように、平然としている様子を表す擬態語です。失敗や叱責、あるいは驚くべき出来事の後でも、動揺や反省の色を見せず、涼しい顔をしている状態を指します。周囲から見ると、その態度は図太く見えたり、あるいは切り替えが早すぎると感じられたりすることがあります。
使い分けのポイント
「けろっ」は、主に口語で使われる擬態語であり、特に「けろっとしている」という形で、反省や動揺が見られない様子を少し突き放したニュアンスで表現する際に用いられます。ビジネスシーンでは、相手の態度を非難するような響きが含まれることがあるため、使用には注意が必要です。公的な場や目上の人に対しては、「平然と」「冷静に」といった客観的な表現に置き換える方が適切です。また、単に「落ち着いている」というポジティブな意味で使いたい場合は、「沈着」「泰然」などの熟語を選ぶと、より品格のある表現になります。
「けろっ」の言い換え・類語・関連語
動揺せず落ち着いている様子
何事もなかったかのような態度
無関心を装うこと
知らないふりをすること
何とも思っていない様子
澄ましている様子
動じない表情
何食わぬ顔で振る舞うこと
感情を動かさないこと
心に揺らぎがないこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
彼はミスを指摘されても冷静に対処した。
予期せぬトラブルにも沈着な態度を貫いた。
批判を受けても毅然とした態度で対応する。
どんな状況でも泰然と構える姿勢が評価された。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
彼は平然と会議の場を去っていった。
涼しい顔で難題を解決してみせた。
周囲の騒ぎに動じず作業を続けた。
彼は他人の評価に無頓着に振る舞っている。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
いたずらをした後、すまして座っている。
怒られても平気な顔でゲームをしている。
何食わぬ顔で嘘をつくのはやめてほしい。
言い換え例文
- 彼女は大きな失敗をした直後だというのに、平然としていた。
- 彼は涼しい顔で、さも自分がやったことではないかのように振る舞った。
- 怒られたにもかかわらず、彼はしれっとした態度で教室に戻ってきた。
- 周囲が慌てふためく中で、彼だけは素知らぬ顔で本を読んでいた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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