「一部始終」とは
物事の最初から最後までの経過や状況を、何一つ欠けることなく詳細に把握している様子や、その内容を指す言葉です。単なる概要ではなく、細部まで含めた全体の流れを網羅的に説明する際によく用いられます。事実関係を正確に伝える必要がある場面で重宝される表現です。
使い分けのポイント
「一部始終」は、物事の始まりから終わりまでを「漏らさず」「詳細に」というニュアンスを強調する際に使います。ビジネスシーンでは「経緯」や「詳細」といった言葉に置き換える方が、文脈に合わせてより具体的かつ専門的な響きになります。また、単に「全部」と言うよりも、時間の経過や順序が含まれているという含みがあるため、報告書や説明の場ではその文脈に適した語彙を選ぶことが重要です。日常会話では「ありのまま」や「包み隠さず」といった表現を使うことで、より感情や誠実さが伝わりやすくなります。
「一部始終」の言い換え・類語・関連語
物事の細かい点にまで及ぶこと
物事が現在に至るまでの順序や事情
物事の全体の姿や内容
物事の最初から最後までの事情
脚色や隠し事をせず事実を伝えること
細かい点まで漏らさず詳しいこと
順を追って一つずつすべて
物事の全体的な内容や姿
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
トラブルの発生から解決までの詳細な報告をお願いします。
今回のプロジェクトが遅延した経緯の説明を求められています。
まずは事態の全容の把握に努めてください。
不祥事の再発防止のため顛末書を作成する。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
詳細な状況を伺うことは可能でしょうか。
順を追ってご説明いたします。
調査結果を余すことなくご報告いたします。
詳細な内容をメールにてお送りします。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
昨日あったことを全部話してよ。
昨日のライブの様子を余すところなく教えて。
何があったのか包み隠さず話してほしい。
事の次第を友達に聞かされた。
言い換え例文
- 事件の経緯を警察に詳細に語った。
- 今回のトラブルの全貌がようやく明らかになった。
- 事の次第を逐一メモに書き留めておいた。
- 会議でプロジェクトの顛末を報告した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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