「二の句が継げない」とは
驚きや呆れ、あるいは相手の言葉に圧倒されてしまい、次に続く言葉が出てこない状態を指す慣用句です。予想外の事態に直面して思考が停止したり、反論や返答の糸口が見つからなかったりする際に用いられます。単に言葉に詰まるだけでなく、相手の勢いに押されて沈黙してしまうようなニュアンスを含みます。
使い分けのポイント
「二の句が継げない」は、相手の言葉や状況に対して、次に言うべき言葉が見つからないという「驚き」や「呆れ」の感情が強い表現です。ビジネスシーンでは、単に黙り込むのではなく「返答に窮する」や「回答を差し控える」といった、状況を客観的に説明する表現の方が適切です。また、この慣用句は「二の句が継げない」と否定形を伴うのが一般的であり、肯定形で使うことはほとんどありません。文脈に応じて、驚きなのか、反論できない悔しさなのか、呆れなのかを使い分けることが重要です。
「二の句が継げない」の言い換え・類語・関連語
驚きや感動で声が出なくなる様子
あまりのことに言葉が途切れる様子
呆れて驚く様子
返答に困って言葉が出ない様子
驚きでぼんやりとする様子
意図的に沈黙する様子
感情が高ぶり発言できない様子
あえて何も言わない様子
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
予期せぬ指摘を受け、担当者は返答に窮した。
詳細が不明なため、現時点では回答を差し控える。
会議の場では感情的な発言を控え、言葉を慎むべきだ。
圧倒的な証拠を突きつけられ、彼は沈黙を余儀なくされた。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
緊張のあまり、途中で言葉に詰まってしまった。
反論したかったが、その場では言葉を飲み込んだ。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あまりの惨状に、ただ言葉をなくした。
図星を突かれて、彼は黙り込んでしまった。
痛いところを突かれ、返す言葉もない。
言い換え例文
- あまりの衝撃的な事実に、その場にいた全員が言葉を失った。
- 理不尽な要求を突きつけられ、彼はただ絶句するしかなかった。
- 相手のあまりの剣幕に、私は言葉に窮してしまった。
- その非常識な振る舞いを見て、周囲の人々は開いた口が塞がらなかった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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