「巻き添え」とは
他人の災難やトラブルに不本意ながら巻き込まれて、自分も被害や損害を受けることを指します。自らの意志や責任とは無関係に、予期せぬ悪影響やとばっちりを受ける状況を表す際によく用いられる表現です。
使い分けのポイント
「巻き添え」は日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、フォーマルな場では「予期せぬトラブルの余波」や「不本意な被害」と言い換えるとより適切です。また、カジュアルな場面では「とばっちり」や「もらい事故」といった表現が好まれます。文脈に応じて責任の所在や被害の性質を明確に区別して使い分けることが重要です。
「巻き添え」の言い換え・類語・関連語
そばにいて災難の余波をこうむることを指す、日常的で口語的な表現です。
他人の犯した罪に連ねて、関係者として処罰や責任を負うことを表す硬い表現です。
事件や事故などで損害を受けること全般を指し、より広い文脈で使われます。
予期せぬ不運な出来事や災害に遭うことを指す一般的な表現です。
自分に過失がないにもかかわらず、他人の原因によって事故などの損害を受けることの比喩です。
自分にとって損になることや、不利な状況が生じることを表します。
火事が周囲に燃え移り、自分の所有物まで被害を受けることを指します。
ある事柄の影響が徐々に他の部分や周囲へと広がることを表す中立的な言葉です。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
予期せぬトラブルの余波により、当部署のスケジュールにも遅れが生じてしまいました。
他部署の失策による損害をこうむった形となり、非常に遺憾な事態です。
今回のプロジェクトでは、外部要因による不利益を最小限に抑える対策が必要です。
一部の不正によって、関係者全体が連座的な責任を追及されるのは避けるべきです。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
皆様におかれましては、予期せぬ災難にお遭いになり大変でございました。
このたびは、皆様にこのような不本意な被害が及びましたことをお詫び申し上げます。
隣家からの類焼による損害について、現在詳細を確認しております。
お客様におかれましては、外部からの影響によりご不便をおかけしております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
何も言ってないのに、いきなり自分の方へ流れ弾が飛んできた。
怒りの矛先がこちらに向いて、悪いおすそ分けをもらった気分だよ。
言い換え例文
- 友人の不注意な行動のせいで、自分までとばっちりを受けて散々な一日だった。
- 今回のシステム障害は他社のトラブルの余波によるもので、我が社も大きな不利益をこうむった。
- 無関係な第三者が警察の取り調べに連座させられるような事態は防がなければならない。
- 予期せぬトラブルにもらい事故のような形で遭遇し、大幅な予定変更を余儀なくされた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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