「甚だ不本意」とは
自分の意図や希望とは全く異なり、非常に残念で納得がいかない様子を強調して表現する言葉です。単に不本意であるというだけでなく、その度合いが極めて高いことを示し、公的な場での謝罪や拒絶、あるいは自分の意志に反する決定を伝えなければならない際に、強い遺憾の意を込めて用いられます。
使い分けのポイント
「甚だ不本意」は、自分の意志や希望とは全く異なる事態に対し、強い不満や残念な気持ちを表明する硬い表現です。ビジネスシーンでは、謝罪や拒絶の際に「不本意ながら」と添えることで、相手への配慮を示しつつ、自分の立場を明確にできます。ただし、多用すると言い訳がましく聞こえる可能性があるため、ここぞという場面で使うのが賢明です。日常会話では「納得いかない」や「嫌々」といった表現が適していますが、目上の人に対しては「心苦しい」「意に反して」などのより丁寧な言葉を選ぶと、角を立てずに心情を伝えることができます。
「甚だ不本意」の言い換え・類語・関連語
公的な場で事態の深刻さを強調する表現
非常に辛く苦しい心情を強調する表現
望まない選択をせざるを得ない状況
本心ではそうしたくないという気持ち
自分の希望や考えと一致しないこと
悔しさが非常に強いことを表す
悔やんでも悔やみきれない心情
嫌々ながらも仕方なく行う様子
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回のトラブル発生に対し、深く遺憾の意を表します。
採算性を考慮し、撤退という苦渋の選択をいたしました。
不本意ながら、今回のプロジェクトは見送らせていただきます。
諸般の事情により、やむを得ず計画を変更いたします。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
このような結果となり、心苦しい限りでございます。
私の意に反して、このような事態を招いてしまいました。
このような形でのお別れとなり、誠に残念です。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今回の結果には正直納得いかないよ。
嫌々ながらも、頼まれた仕事を引き受けた。
君と離れることになって、残念でならない。
渋々承諾したけれど、本当はやりたくなかった。
言い換え例文
- 今回の人事は、極めて遺憾な結果となり、関係者一同困惑しております。
- 断腸の思いではございますが、本年度をもって閉店することにいたしました。
- 会社の方針とはいえ、心ならずもこのような対応をとることになりました。
- 無念の極みではありますが、今回のコンペは辞退させていただきます。
反対語・対義語
英語で言い換え
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