「身を削る」とは
自分の体力や財産、時間などを極限まで犠牲にして、物事に尽くすこと。非常に大きな労力や痛みを伴いながら、何かを成し遂げようとする状態を表します。
使い分けのポイント
「身を削る」は、自己の健康や資産などのリソースを過度に犠牲にして物事に取り組む、痛みを伴うニュアンスが強い表現です。そのため、日常会話や気軽な場面では「無理をする」「身を粉にする」などに言い換えると自然です。一方、ビジネスやフォーマルな場では、ネガティブな犠牲のニュアンスを和らげ、前向きな努力を強調する「粉骨砕身」「尽力する」「全力を尽くす」といった表現を選ぶのが適切です。
「身を削る」の言い換え・類語・関連語
労力を惜しまず、他人のためや目的のために苦労して働くこと。
力の限り尽くして働くことを四字熟語で表現した硬い表現。
想像を絶するような過酷な努力や苦労を重ねるさま。
目的のためにあちこち忙しく駆け回り、多忙を極めること。
労を惜しまず、自分のことよりも他事のために懸命に働くこと。
困難な課題を解決するために、頭をフル回転させて考えること。
寿命を縮めるほどの激しい負担や過労を伴うさま。
目的のために大切なものや利益を投げ出すこと。
自分の立場や利益を顧みず、物事に没頭すること。
精神と体力のすべてを一つのことに集中させること。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
新規事業の立ち上げにあたり、全社一丸となって市場開拓に尽力してまいります。
顧客からの信頼を取り戻すため、会社全体の総力を挙げて対応にあたります。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お客様にご満足いただけるよう、誠心誠意サービスを提供させていただきます。
ご期待に添える結果を出せるよう、私どもも全力を尽くしてまいります。
今回のシステム移行に伴い、皆様には多少のご負担をおかけいたしますがご了承ください。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
来週の大会で優勝するために、部活のメンバー全員で死に物狂いで練習している。
引っ越しの荷造りで一日中動き回ったせいで、すっかりヘトヘトになってしまった。
仕事が忙しいのはわかるけれど、体調を崩すほど無理をしないでほしい。
言い換え例文
- プロジェクトを成功させるために、開発チームの全員が身を粉にして作業を進めた。
- 今回のトラブルを乗り切るため、経営陣も大きな犠牲を払って立て直しを図っている。
- 親は子供の将来のために、自分の時間を惜しまず粉骨砕身して育ててくれた。
- 彼は仲間たちのために死に物狂いで働き、ついに悲願の目標を達成することができた。
英語で言い換え
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