「通達」とは
組織の上層部や公的機関が、下部組織や構成員に対して特定の事項を知らせ、指示や命令を下すこと。また、その内容を記した文書や通知そのものを指す。単なる連絡よりも公的で強制力や拘束力を持つニュアンスが含まれることが多く、業務上の正式な決定事項を伝達する際に用いられる言葉です。
使い分けのポイント
「通達」は、組織の権限を持つ者が下位に対して一方的に決定事項を伝えるという、上下関係や公的な重みが強い言葉です。そのため、対等な関係や親しい間柄で使うと、威圧的あるいは事務的で冷たい印象を与える可能性があります。ビジネスシーンでは、相手との関係性や情報の性質に応じて、「通知」「周知」「連絡」などを使い分けるのが賢明です。特に、単なる情報共有であれば「周知」や「お知らせ」を用いることで、より円滑で丁寧なコミュニケーションが可能になります。
「通達」の言い換え・類語・関連語
広く情報を知らせる一般的な表現
より強い命令や指示の側面を強調する
公的機関が広く一般に知らせる厳格なもの
情報を伝えるという行為そのものに焦点がある
広く知らせることに重点を置いた表現
特定の事態を知らせる際に使われる
具体的な行動を促すニュアンスが強い
目上の者からの言い付けという少し古い響き
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件については全社員へ速やかに周知してください。
新しい規定案を各部署で回覧してください。
詳細な手順を記載した指示書を配布します。
今回の変更に関する公式見解が発表されました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
新サービス開始のご案内を差し上げます。
営業時間の変更についてのお知らせです。
進捗状況についてのご報告をいたします。
今後の対応についてご指示を仰ぎたいです。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
急な予定変更の知らせが届いたよ。
親からの言い付けで早めに帰宅する。
学校から明日休校というお触れが出た。
集合時間についての連絡が来た。
言い換え例文
- 本社から各支店へ新しい安全基準の通知が届いた。
- 政府による緊急事態の布告が全国に流れた。
- 上司から部下へ業務改善の指示が下された。
- 全社員への周知徹底を図るため、メールを一斉送信した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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