「重い腰を上げる」とは
なかなかやろうとしなかったことに対して、ようやく取り組む気になって行動を起こし始めること。面倒くさがりや気乗りしない様子から、一歩を踏み出す状況を表す慣用句である。
使い分けのポイント
「重い腰を上げる」は、面倒なことや気乗りしないことにようやく取り組むさまを表す便利な表現ですが、カジュアルな響きが強いため、ビジネスシーンの公文書や目上の人との会話では注意が必要です。ビジネスでは「着手する」「始動する」「取り組む」などに言い換えるとスマートで適切な印象を与えられます。また、主体の積極性が乏しいニュアンスを含むため、相手の行動を評価する文脈では「腰を据える」など前向きな言葉を選ぶ配慮が求められます。
「重い腰を上げる」の言い換え・類語・関連語
物事を始めるときに使う、より事務的でフォーマルな表現
一つの物事に落ち着いてじっくり取り組む様子
状況や人が活動を開始する一般的な表現
誤用されやすいが定着している表現。腰を落ち着けて取り組む意味合い
行動を起こすための最初の一歩を踏み出す瞬間を指す言葉
嫌々ながらも行動に移す様子を強調する表現
問題や困難に対して自発的に行動を起こすさま
客観的かつストレートに行動の開始を伝える表現
とりかかろうとする、出かけるといった動作の直前の状態
プロジェクトや組織などが活動を始める際に使う表現
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
全社一丸となってこの課題に取り組んでまいります。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
ご依頼いただきました案件について、本日より着手いたします。
今後はより一層、品質向上に向けて腰を据えて取り組む所存です。
ご提案いただいた改善策を、速やかに行動に移してまいります。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
宿題をやりたくなくて、夕方になってしぶしぶ始めたんだ。
夏休みの宿題に、最終日になってやっと取り組んだ。
言い換え例文
- 上司に何度も催促されたことで、彼はようやく新規事業の企画書作りに着手した。
- 先延ばしにしていた大掃除にやっと腰を上げて、隅々まで綺麗に片付けた。
- マーケットの変化を察知した経営陣が、新しいサービスの開発に向けて動き出した。
- 最初は嫌がっていたものの、みんなの熱意に押されて渋々勉強を始めた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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