「徒労」とは
努力や苦労をしたにもかかわらず、その甲斐がなく、何の成果も得られないことを指す言葉です。無駄な骨折りや、報われない行動を強調する際に用いられます。単に結果が出ないだけでなく、費やした時間や労力が完全に無駄になったという虚無感や後悔の念が含まれることが多い表現です。
使い分けのポイント
「徒労」は、費やした労力が報われず、無駄になったというネガティブなニュアンスが強いため、ビジネスシーンで使う場合は注意が必要です。特に他人の努力に対して「それは徒労だ」と指摘すると、相手の行動を否定する失礼な印象を与えかねません。自分自身の行動を振り返って「徒労に終わった」と述べる分には問題ありませんが、他者の活動を評価する際には「成果に結びつかなかった」「効率化の余地がある」など、より建設的な表現に言い換えるのが賢明です。また、単に「無駄」と言うよりも、苦労したという過程のニュアンスが含まれるため、文脈に応じて使い分けることが重要です。
「徒労」の言い換え・類語・関連語
骨を折った割に成果がないこと
努力した結果が損になること
努力が成果に結びつかず滑っている状態
努力が消えてなくなること
利益や効果がまったくないこと
成果が期待できず生産性がないこと
狙いが外れて成果がないこと
何の役にも立たないこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
この作業手順は非効率であり改善が必要です
成果なき交渉を続けることは避けるべきです
実りなき議論に時間を割くのは控えましょう
無為に時間を費やすことは避けたいものです
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
無駄な努力に終わってしまったことを残念に思います
これまでの取り組みが報われない結果となりました
残念ながら今回の施策は効果がないようです
これまでの準備がすべて無に帰すこととなりました
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
わざわざ行ったのに無駄足だったよ
結局何も変わらなくて骨損だったね
これだけ頑張っても意味なしだなんて悲しい
期待していたのに結果は空っぽだった
言い換え例文
- 数ヶ月にわたる交渉も結局は無駄骨に終わった。
- 彼らの熱心な説得も、相手の頑なな態度を前にしては骨折り損だった。
- 計画の練り直しに時間を費やしたが、結局は空回りに終わった。
- これまでの苦労がすべて水泡と化した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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