「無駄足を踏む」とは
目的を持って出かけたにもかかわらず、用事が果たせなかったり、期待した成果が得られなかったりすることを指す慣用句です。単に移動しただけで終わってしまう徒労感を伴う表現であり、主に自分の行動が結果を生まなかったことに対する後悔や自嘲のニュアンスが含まれます。
使い分けのポイント
「無駄足を踏む」は、自分の努力が結果に結びつかなかったという自嘲や残念な気持ちを伝える際に使われます。ビジネスシーンでは、相手に対して使うと「相手の時間を奪ってしまった」という申し訳なさを強調する表現になりますが、単に「成果がなかった」と報告する際には「空振りに終わる」や「成果なき訪問」といった客観的な表現を用いる方が適切です。また、相手の行動に対して使う場合は、相手を責めるような響きにならないよう、丁寧なクッション言葉を添えるのがマナーです。
「無駄足を踏む」の言い換え・類語・関連語
期待した成果が得られず、努力が報われない様子。
苦労したことがすべて無意味な結果になること。
苦労した割に利益や成果がないこと。
目的を達成できず、時間や労力を浪費した外出。
期待した効果や結果が出ないこと。
苦労した上に疲労だけが残るという強い徒労感。
予想していた結果が得られなかったこと。
得られた結果が全くないこと。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
先方の急な予定変更により、本日の訪問は空足に終わる結果となりました。
先方の担当者が不在で、本日は成果なき訪問となってしまいました。
事前の確認不足により、今回の出張は徒労となる可能性が高いです。
会議室まで足を運びましたが、結局収穫なしで終わりました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
せっかくお越しいただいたにもかかわらず、お骨折りを損なう結果となり申し訳ございません。
本日はあいにく実りなき結果となってしまい、大変心苦しく存じます。
遠方までお越しいただきましたが、本日は成果を得られず申し訳ございません。
ご足労いただいたにもかかわらず、徒労に終わる形となり深くお詫び申し上げます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
わざわざ行ったのに店が閉まっていて、完全に骨折り損になったよ。
せっかく行ったのに休みで、ただの無駄足だった。
開店時間を調べてから行ったのに、結局空振りだったよ。
結局何も買えなかったし、何しに行ったのやらという感じだ。
言い換え例文
- 先方の都合で会議が中止になり、せっかくの訪問が空振りに終わった。
- 事前の調査不足で、今日の調査はすべて徒労に帰してしまった。
- わざわざ遠くまで出向いたのに、結局は骨折り損に終わった。
- 担当者が不在で、今日の打ち合わせは不発に終わる結果となった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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